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ス:(ピロロピ〜〜♪) おや? またケータイメールか・・・・、どれどれ? ゲッ! また臾魅からかよ!! (ふ〜、ここんとこ毎日だよな・・・)
  うん? これは・・・・ 
“シキュウ、ダイジナヨウケンアリ” か・・・今回のはちょっと違うな・・・、 よし、この際だ会ってみっか。

(ステラが部屋を出た事を確認して、Jokaが皆に向かってこう切り出す)

J:あっ、皆さ〜ん、明日さぁ、お昼一緒に、どっかへ食べにいこ〜?
お:あら、いい提案ですわね                              サ:オレは別にかまわんぜ?              婀:あ、妾はちと急用が入ってますので・・・・
J:だぁ〜めよっ! 
“婀陀那”〜?! 大体あなたにはこの件に関して拒否権ってないのよ〜? 分かったァ〜?
婀:(女・・・女禍様・・・(--;;) 
はぃ・・・・分かりました・・・・TxT)            お:あら? どうしましたの? 婀陀那ちゃん・・・
J:うぅん! なんでもない、きっと嬉し涙ですよ! おひぃさん

婀:(はぁ〜〜、どうして、こんな方が、神界での妾の上司なんだろ・・・・(TフT)                      サ:でも、タメ息混じりだよな・・・・

J:あっ! そだ! 場所はですねー・・・・・でどうです?                       お:まぁ・・・そこでお昼? ステキ・・・・
サ:おっ! いいねぇ〜、前からそこへ行ってみたかったんだよ〜
婀:(なんとも、あからさまな・・・・(TフT)                                    J:あら! “婀陀那” ちゃ〜ん不服??
婀:あ・・・・・いぇ・・・・・とんでもない、悦んでお供します!
お:(お供? ・・・・・Jokaちゃんの??)                                  サ:(なんだ? こいつら・・・・たかがお昼に・・・・・)
婀:(エィ! こうなったらどうにでもなれ!! (〒=〒)

―――その翌日――――

(さて、お昼になり、現地にJoka一味(^^;)到着、そこには当然ステラの姿も・・・・)

婀:(さてと、社主殿は・・・・あっ! いたいた。 それにしても、女禍様、まさにゼツミョーな位置取りを・・・・ヤレヤレどうなることやら)

 

 

〔ここで席順の説明〕

おひぃさんの右隣に婀陀那、Joka、サヤの順に座る、しかもそのポジショニングは、丁度、おひぃ、Joka、ステラが直線で結ばれる。

つまり、この場合、おひぃの目の前の視界をJokaが塞いでいる訳なのだが・・・・・

 

臾:おっ待たせ〜! 悪ィな! 呼び出したりして! 今日ちょっとええか?
ス:”ええか?” ぢゃねーだろ、どーやらこの前君に会ったのギルドの連中に筒抜けだったみたいだし・・・。

だいぶ君のやった事、内外に波紋よびつつあるよ。

臾:ふ〜〜ん、そやの・・・・・あ! ウェイトレスさん!! ここアイコ一つな!
ス:って一つかよ! ワシのはまだオーダーしてねーぞ??

臾:ええやん、ええやん、そないな事よりもな                                     ス:何・・・・“そないな事よりも”・・・って・・・
臾:あん時のうちの告リ、その答え、考えてくれたか?

ウェィ:ハイ、アイスコーヒー 一つおまちどお様でしたー、               ごゆっくりどーぞー
臾:あ、おおきにな!!                                                   ス:一人で飲むんかィ・・・それ・・・(ワシおヒヤだけか??)
臾:へへ〜ん・・・・ちゃうねん、こうすんねや!!                                    ス:ひ・・・・一つのグラスにストロー二つ??!
臾:せや? どや・・・・まるでウチら恋人みたいやろ?

(と、ここでJoka、示し合わせたように、おもむろに席を立つ(お前、後ろに目ついとんのか!?(^^;;
J:あ! そだ、ちょっとアタシ、化粧室に行ってくるよ!                         お:あら、そう? それじゃあ早くいってきなさいな
J:それじゃあね〜〜すぐ戻ってくるから!!

(・・・・と、ここで賢明な人は判ると思うだろうが、Jokaがいなくなった事により、おひぃの前の視界が開けてくる、すると??)

お:ぅんっ!? アレは・・・・ひょっとすると、ステラさんじゃあないかしら?
婀:ぅい゛ッ!! 何ですとぉ〜〜?! 
(ハッ!しぃまったァ〜〜(゚皿゜゛;)                 サ:うんっ!? あいつは・・・・・・

お:しかも、見知らぬ女性と一緒にアイスコーヒーを二人で!!(ぬぬぬ・・・怒怒怒怒!!##)
婀:あ、姐上・・・きっとアレは何かの見間違い・・・・ってあれ・・・もういない〜〜(あははははは・・・・(〒フ〒)

ス:(ぢゅ〜〜)  ん? あれ? 急に暗くなっ・・・・・ (ひぁ!!)       臾:せやからな? なんや・・・急に暗うなったな・・・ (おっ!)
お:ちょいと、あんたたち・・・・一体こんなところで何しててるんですのっ!(
_#

ス:ああぁぁぁぁ・・・・・ひぃちゃん(ゴクリ) ち、違うんだ、これにはふか〜ぃワケが・・・・ (ってスデに聞いてねーな・・・・この眼は)
臾:なんやねんオバさん! ケッタイな事しよんな! ・・・・・なんか用でっか?!
お:なっ・・・・・オバ・・・・ヒっつれぃね! 私はまだ
<自主規制・・・(^_^;;)>2よっ!(W#

婀:あぁ・・・姐上・・・・実年齢をそんな大声で・・・・・
臾:は? 2
<自主規制・・・(^_^;;)>? なんや、うちより4つも年上やん、せやから、“オバさん”で上等やないか!

お:なっ!(こんの小娘ェ〜〜〜)            ・・・・あなたね? ひょっとして、この前ステラさんに会ってらっしゃったのって・・・・
臾:おっ! なんや、知ってんのかいな、せや?

  それとなぁ、こっちからメールようさん送ってんのに、一向になびいてくれひんから、ちょいと一計案じたんねや。
お:一計を?

臾:せや、“今日大事な用件あるから会うてくれんかなぁ”っちゅう内容のメール送って、今度こそこの人の本心聞きだしたいんねや、そやろ? “おひぃさん”。
お:え・・・ッ、(この子・・・・わたくしの事を??) そ、それは・・・確かにそうですけれど。 無理強いするのはちょっとねぇ。
臾:まぁ、硬いこといいなって!! どのみちフラれるんなら早いほうがええやろ?!
お:(むかッ!  スッ・・・)

パッチ〜〜ン!!

 

婀・ス・サ:!!!(゚x゚;;;)

臾:(あ・・・・・っ、えっ?!)
お:ふざけないで! この人は、まだまだ仕事のある忙しい身、それをどこぞの誰とも分からぬものに、これ以上付きまとわれてはかないませぬ!
  さぁ、皆さん、帰って仕事の続きをしますよ。

(ここでサヤ、おもむろに臾魅に近づく)

サ:おめーも、難儀なヤローを好きになっちまったもんだよなぁ。 しかも、最大のライバル敵に廻しちまってよ・・・・ま、せいぜいガンバンな。
臾:あっ、ドン・・・・スゴイな・・・・・確かに、噂通り、いや、それ以上のお人や、ウチを“どこぞの誰ともわからぬ人間”でかたしよった。

へッ! ほなら、ここに入って、その言葉覆したる!!  ちゅーワケで、今後ともよろしゅうな!? ドン!!

サ:んぁ? お・お前・・・まさか“ギルド”に入るつもりか!?                        臾:せや? それが、どうかしたか?
サ:や、辞めとけ、辞めとけ! 入社する前から、あいつに目ェつけられてんだぜ? (って・・・・・聞いてねーな・・・スデに)

(そして、そのすこ―し離れたところで、話し合ってる婀陀那とJoka)

 

:うフフフ、これで、万事予定通りになりましたね                         婀:女禍様、あなたひょっとして最初からこれを狙って。
女:そうよ? なんか文句ある?                                            婀:い、いえ・・・ですが、こんな入れ方は前代未聞でございますよ・・・・
(はぁ)

:いいじゃない。 これで総勢六名、丁度キリもいいし。

これ以上 “どこぞの誰ともわからぬ人間” 入れるわけには行きませんからね〜〜。
婀:し・・・知っていらっしゃったのですか・・・我ら三名
(おひぃ・婀陀那・ステラ)が欠員埋めるために、何人も会っているのを・・・
女:とーぜんよ! それにあの子なら、もう知らない人間なんてここにはいないんだし、それに、おひぃさんに気に入られたようだし

  うふふふ、これからが愉しみだわ〜〜
♡♡
婀:(結局、妾達はこの方の掌の上で踊っていたに過ぎぬのか?(--;;)

――――その翌日――――(-フ-;;)

臾:ちゅーワケで、今日からここでセワんなる、“霧埼臾魅”です! 宜しくお願いしまっさ!!
お:・・・・・入ってきましたわね。  これからビシビシ参りますからね、カクゴなさいな!!
臾:望むところや!

ス:オィ、婀陀那っち顔色悪いぞ?                                               婀:何も言うてくれるな・・・・社主殿。
J:可哀想な婀陀那さんっ
                                                      サ:“気苦労が絶えぬわ!” ってか??
婀:はうぅ〜〜〜〜(T=T) (女禍様のいぢわる!)

 

 

 

―――了―――

 

 

 

まえ                                                   あと