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(それから一日置いた日・・・どおやらもう治ったのか、ステラ御出勤の模様です)

 

ス:ぁ〜〜れたっそぉぁ〜〜♪ とぃ!! いゃっはぁー、ひっさびさの陽気だねぇ・・・。 なんだか、晴れやかな歌まで出てくるってなもんでさ。

  おや、どうしたんです? 皆はん白ぃ眼ぇさして・・・

 

サ:(はぁ・・・)いきなり、はずしまくったお歌でご登場とは・・・泣けてくるねぇ・・・。 フォローする気さえ萎えてくるぜ。

J:病み上がりだってーのに、そっちの ぱわぁ 全快でしゅね・・・。 もぉ見事というしかないっす。

婀:(この阿呆は毎回毎回・・・・) 久々に出てくれば脳が沸いておる状態で来よるし、大体なんじゃその格好は。

ス:おや、知んねぇっすか? ハッピでヤんすよ。 いいでやんしょ? 背に  に 印 ・・・って。

婀:分かっておるわ! バカにするでない! 大体どぉしてお主はここにそんな格好で来ておるのか、と問うておるのじゃ!!

  全く・・・情けのぅて涙も出てこぬわっ!!

ス:おやおや、怖いお人でやんすねぇ・・・。  んで? ところで・・・ひぃちゃんは?  ひょっとして遅刻ゥ〜〜?

 

サ:阿呆かぃ! おめぇじゃああるめぇし。                                 ス:おぉっと・・・こっちから来なすったかい・・・。

婀:姐上は今、お台所じゃ。  そんなことよりも社主殿、ちとこっちへ来なされ・・・!!

                                                                                               ス:いぢめるから・・・や。

婀:いじめぬから来なされぃ!!                                                                 ス:なんか知らん、スッげー怒ってるから・・・・や。

婀:(うぬぬぬ・・・##)Joka殿、いかなる手段用いてもその阿呆を引っ張ってきて下されぃ!!

 

 

J:ゴメンね? ステラさん・・・。 ほぃ、連れて来まっした!

婀:うむ、ごくろう・・・。 サヤ殿とJoka殿は下がってよろしいですぞ、妾はこの者に用がありますでな・・・。

サ:はぁ? オレらいちゃダメなのか??                                   J:のけものはやーですね。

 

婀:(はぁ・・・)まぁよい、なれば邪魔にならぬよう聞いておって下され。 では改めて、のぅ社主殿、一昨日お主の部屋に姐上が訪ねられたよのぅ。

ス:えぇ? あ・・・は、はぃ。

 

サ:何? じ、じゃあ・・・やっぱりおひぃのやつぁ、こいつのとこに見舞いに行ったのか?

J:そりゃあいいことじゃあないっすか・・・・って、もしかして それ と今 ここ で起こってること・・・って関係あるのにゃそか・・・?

ス:はぁ? 何それ・・・ここで起こってる事・・・って何??

 

婀:お主の質問に答える気はない。 今はこちらが質問しておるところじゃ!              ス:お、おっしゃるとほりで・・・(怖わぁ〜〜)

婀:・・・その時お主、姐上に何と言うた・・・。                                      ス:(へっ?!)ま、まぁ・・・一応ねぎらいの言葉を二・三・・・。

婀:・・・・・それで・・・姐上は何を作られた?                                      ス:そ・・・んな事まで喋らにゃなんねぇんすかい?

婀:うむ、包み隠さず申し立てるがよい。                                              ス:・・・・ おじや っすかねぇ・・・・。

 

婀:(がっく〜〜ぅ)や、やっぱり・・・・。                                           ス:は・・・? 何? 話の脈絡がよう見えんのすっけど・・・。

サ:なぁる程・・・・・そーゆうことだったのかい。                                    J:やはし、火のないとこに煙は立たなかったってわけっすね・・・

婀:(ジロ・・・) お主・・・責任取れよ・・・。                                       ス:は? は? はぁぁ??

 

(どぉやら、ステラが来るまでの3日間にただならぬことがあったようですが・・・・何があったのでしょうか?(彼には身の覚えがないようですが・・・)

と、そんなところに、おひぃさんが厨房から出てきた・・・・ようなんです・・・・が)

 

お:はいはい、皆さん、昼食のご用意が出来ましたわよ?! あら、ステラさん、出てこられたのですねぇぇ??

  では、ステラさんの全快祝いもかねまして! わたくしの愛情が ぎゅっ と詰まったものをお食べあそばせ〜〜。

 

ス:は・・・・何? あれ・・・ なんか悪りぃもんでも食ったんでねぇっすか?? (こんなんテンション高いなんて・・・)

婀:それがのぅ・・・一昨日、つまりお主の見舞いの帰りからじゃろうて、急に姐上ご自身から昼食作ると申されてのぅ・・・

  それからじゃよ、姐上が取り憑かれたように あれ を作りだされたのは・・・・

ス:なによ・・・その あれ ・・・って・・・。

 

お:さぁさ、早く食べないと冷めますわよ〜〜? 今回は奮発して50食作ってみました!! 一椀一椀違う味付けですから

  どうぞ、ご存分にお楽しみあれぇ〜〜。

 

サ:は・・・な、何? ご、50ぅ!? い、いきなしバリエーション増えたな・・・・おぃ。

J:はぁ・・・しかもこれ・・・って当りハズレありましゅからねぇ・・・・。   あっ、これセーフだセーフ

婀:しかし・・・三日連続はきついよのぅ・・・。 妾もこういうのは嫌いではないが・・・連続して出されるといい加減鼻につくものよ・・・・(トホホ)

 

ス:あ、あの・・・これ・・・って・・・。                                       婀:見ての通り おじや じゃよ!!

ス:(そっ・・・それを 50 も???) ちょ・・・ちょっ、極端すぎねぇ?? これ・・・。

 

サ:知るか! んなこといわずさっさと食え!!     (←当たり外れも半々の人(^^;;)

J:一人当たり、約10でしか・・・          (←奇跡的にハズレの率が低い人(^^;;)

婀:(ハグ・・・)ふっ!!(どんどんどん!!)        (←・・・・今回 ドボン の人(〒=〒)

 

お:はぁ〜〜、成る程、辛子酢味噌、バター風味はOUTですわね・・・

 

ス:(お・・・おぃ・・・今の・・・って・・・) こ、こりゃあ・・・罰ゲームですかぃい?

J:考えようによっちゃあそうでやんしね・・・。                                 サ:婀陀那さんのヤツも気っの毒になぁ・・・

J:なんてったって今回一番割り食ってましからね・・・。                         サ:言えてるな・・・

 

婀:(はヒーはヒー・・・ぜーぜー)い、今のは口に残るものであったよのぅ・・・。        ス:同情するじょ婀陀那っち・・・。

婀:(むむぅ・・・元はといえばこの男がっ!!##) ふん・・・姐上〜〜? ここに一椀も食しておらぬのがおりまするぞ〜?

 

お:あっ、いいのですよ、その人には・・・・・                       婀:(ふふん・・・・地獄に堕つるが・・・) はぃ? なんですとぉ?

お:いいといったのです、何せ、その人にはわたくしの すぺっしゃる なものを食していただきますから。

 

ス:へ? なによ・・・すぺっしゃるなもの・・・つって・・(すっげぇヤな予感・・・(-フ-ll;;)            お:これです。

ドンッ!-★

 

サ:おわ・・・すっげえでけぇ丼・・・                                           J:しかも恐るべきはその中身・・・

婀:キャビュアにフォアグラ・・・・しかもトリュフまで入っておるではないか・・・

J:まだありますよ・・・こりは このわた に・・・・こりは からすみ ・・・そいから、 コチュジャン かなぁ・・・(これ)

婀:それに、これは岩海苔の佃煮では・・・?                                     J:よ、よーするに・・・珍味三昧??

サ:おわっ! なんだ・・・このキョーレツな匂いは・・・                         J:(ドリアン・・・・どやら逆の大当たり・・・っすねこりゃ・・・)

 

ス:これ・・・食えってんですかぃ。                                       お:はい! どうぞ、ご遠慮なさらずに! (ニコニコ)

ス:(どの道・・・食わんでも命なさそうだ・・・こりゃ・・・) 以外に食ってみて美味しかったり・・・して?

 

J:(そりゃ絶対なさそうだじょ・・・・)                             サ:(あの・・・ドリアンてーの? あれだけでも遠慮願いたいもんだねぇ)

婀:(自業自得じゃ!!)

 

ス:(はぐ・・・)

 

ちぃ〜〜ン・・・

 

 

サ:(あっ、終わった)                   J:(ご愁傷さまっス)                    婀:(墓にはちゃんと入れてやるでのぅ・・・)

 

お:あら、動かなくなりましたわね・・・・いかがです? 美味しいでございましょ?

 

サ:(ムリだって・・・)                                                         J:(ムリっすよ・・・ねぇ)

 

婀:これ、社主殿返事をせぬか、姐上がせっかくお主に対して作られたものを・・・失礼とは思わぬか? 美味しいよのぅ、そうであろう?

 

ス:『灰』

 

 

 

(あぁ〜なんという事でしょう・・・、下手に褒めたばっかしにこんなお返しが付いてこようとは・・・彼自身知らなかったにありません<合掌>)

 

 

―――了―――

 

 

 

 
まえ                          あと