<肆>

 

(さて・・・一方そのころ、神界では・・・・?)

 

カ:女禍様、兄上がご帰還なされましたぞ。 早くお出迎えになって下されませ。

 

女:・・・・・・・・・・・・・・・。

 

カ:(うん??)これ、女禍様、いつまでそうして窓辺に突っ立っておられるのです?早くに・・・・

  女禍様・・・???

 

(と、ここで、カ・コーエンさん、迂闊にも、形代の肩を叩いてしまいます。

す る と・・・・・?(後は、お察しの通り・・・(^^;;)

 

たっち!

ボぽんッ!−☆

 

(カ):(な・・・ッ??!)か・・・っ、形代???!

   (はっッ!!)し、しまぁったぁ〜〜〜っ!!!      に、逃げられたぁ〜〜〜ッ!!

 

 

(言わんこっちゃない・・・(― ―;;) と、ここで、今までどこに行ってたのか・・・・この人のゴ登場でありまつ。)

 

伏:ア〜〜ロハァ〜〜ゥェ〜〜〜♪(ポロロン〜♪)

  ぃやあ、麗しの愛する我が妹よ、しばらく留守にしてて悪かったねぇ〜〜♪(ポロロン〜♪)

  許しておくれぇ〜〜♪(ポロロン〜♪)

 

 

(なんと・・・まぁ・・・健康的なまでに焼けた小麦色のお肌に・・・・アロハ・・・

しかも、ウクレレ抱えてのご登場とは・・・・(ハワイ行ってやがったな?コイツ・・・(^^;;

 

 

(カ):あ゛っッ!!これは伏犠様・・・大変ですッ!!

 

伏:うん・・・? 我が妹の姿をしながら、私の事を“兄貴”ではなく、“伏犠様”と呼ぶ・・・・・

  お前は誰だ・・・。

 

(カ):で、ですからぁ・・・また女禍様が逃走したのです!!

 

伏:むむぅ・・・・我が妹の声、姿をしながら、なおかつ、自分の事を“女禍様”と呼ぶ・・・・

  お前は誰だ・・・。

 

(カ):でえぇぇ〜〜い!この・・・・兄妹そろって、※◎×△□▼があァぁ〜〜ッ!#

 

伏:おぉ・・・・なんと言う言葉を・・・

済まなかった・・・、長い間、ほったらかしにして、この兄を許してくれ、可愛い妹よ・・・。

 

むぎゅ・・・

(伏犠さん、女禍様(カ・コーエン)をただ強く抱擁・・・)

 

(カ):だ・・・ダメだ、こりゃ・・・。(T▽T)

 

 

(そして、ここでトラップにかけられた、術の効力が切れます。

(もう・・・どうなるか、分かりますよねぇ??(^皿^;;)

 

ボフンッ!−☆

 

 

伏:(ウン??なんだ?このゴツゴツした感触は・・・・)妹よ・・・・?

  おおっ??!お・・・お前は、カ・コーエン!!? ま、まさか・・・お前、そっちの趣味があったのか??!

 

カ:はぁ・・・よーやく分かりましたか、見ての通りです、またあなたの妹君は逃げ出しましたぞ?

  一体どうしなさるおつもりか・・・。

 

伏:はぁ〜あ、またしてやられたか・・・仕方ない。

カ:では、早速追跡隊を組織しましよう。

 

伏:いや、それには及ばないよ。 これも、昔からの約束だ・・・。

  どっちかが、出し抜いた時には、その者の意思が変わるまで、そっとしておいてやる。

  そう決めおいたんだからな・・・。

 

  ヤレヤレ、こりゃとーぶんはカンヅメ・・・だな。

 

カ:もし・・・女禍様の意思が、永久に変わらなかった時は・・・?

 

伏:その時はその時さ、ま、そんなことはないだろうけどもね。

  しばらくは、放っておいてやる事が肝要だよ。

 

 

(なんとも・・・・心のお広い御仁・・・かともおもえるのですが・・・、実は、今は女禍の治世なのですが、

こういうことになった背景というのも、すべてはこの人(伏犠)のせいでもあったようでして・・・

まあ、似たり寄ったり・・・というところですか?

 

閑話休題、ところで、地上界に戻った女禍・・・・いや、もと〜〜い!Jokaは・・・というと???)

 

J:にっへっへ〜〜、グラサンにパツキン・・・・と、そいで帽子、帽子。

  よぅし!どうだっ!! これであたしだ・・・って事わっかんないだろ〜〜にゃ〜〜??

  変装完了!!

 

  あぁ〜〜いーよねぇー、あんなせまっ苦しい部屋に閉じこもってカンヅメだ・・・なんて、

あたしのガラじゃあないよ!!  んん〜〜・・・のびのび!

 

ありゃ? あそこに見えるのは、婀陀那ちゃんじゃん。

(おっ!ひらめいたー☆)にゅふふん・・・よぉ〜っし・・・

 

 

(なんと・・・こともアローに、婀陀那さんを尾行し始めたJokaはてさて、どーなりますことやら・・・)

 

 

 

 

 

 

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