≪五節;顔見知り?≫
〔あまりの辛さにのたうちまわり、喉に絡み付く刺激を急いで大量の水で流しこむ女性―――・・・
すると、その女性にかけられていた疑い、ユミエの後の愉しみにと取っておいた甘味を食べた―――と云う事を否定しないでいることに、
さらなる怒りに包まれるユミエは・・・〕
ユ:まあっ!いけしゃあしゃあと―――! 他人の者を取ると云う事が・・・それが況(ま)してや私のモノを―――ってことが、
どういうことになるのか・・・思い知らせてやろうか―――?!
マ:・・・ちょっ―――ちょっと待って、あの・・・もしかしてエルムちゃん?
エ:へ? ああいや、私はエルムだけど―――・・・
サ:(コントかよ・・・)
―――ん? それにしても公爵さんの名前を知ってる〜ってことは・・・
料:サヤ様―――あの娘のしているアレ・・・
サ:(ブラッドチャリス―――)
はっはぁ〜ん―――なるへそ・・・あ、そう云う事〜♪
〔早速この女性に対しての罰を下そうとするのですが―――この女性の人相を見つめていたマキから、どうも知っている人物だと云う事が判ってきたのです。
そう・・・この女性こそ、 城主 と呼ばれ―――またの名を 公爵 と呼ばれているエルムなのですが、
ではどうして一般の人間であるマキが、エルムのことを知っているのかと云うと、どうやらそのことを握るカギはマキがしているあるアクセサリーにあるようで、
そのことでここ最近、城主エルムからの贈り物を受けたことのある人間が、マキであることを知ったサヤとマダラは・・・〕
ユ:ふぅ〜〜ん・・・あっ、そ―――マキ、あんたの知り合いだったの・・・
それじゃ一緒に成敗して・・・あ・げ・るv
マ:(ア・・・アイヤ〜ユミさんてば、もうすでに見敵必殺モードに入ってるじゃないですか〜―――ど、ど〜しよ〜〜・・・)
サ:まあ〜〜まあまあまあ・・・お姉さんの怒り―――ご尤(もっと)もだけど、ここは一つ私の顔に免じて〜ってことにしてくんない?
ユ:・・・どうして―――
サ:私、この人の部下だから―――
ユ:それじゃあ・・・お前も―――!
〜秘剣・ツバメ返し〜
サ:(―――キン☆)よしたほうがいいよ・・・私は、あんたよりかは、強い・・・
そのことが判らない人じゃないだろ―――“鵺”ことユミエさん。
ユ:(!)なぜ・・・その名前を―――!
サ:それに、お互いこの時期に正体パラされても、どちらも面白くないだろ・・・
うちのおバカさんがやっちゃってくれたことは、うちら一族なりのけじめのつけ方―――ってなものがあるんでね。
だから・・・ここは一つ、この 子爵 の顔を立ててやってくれないかね。
ユ:子爵―――! すると・・・
サ:フ―――・・・どうやらこちらが思っていたより賢かったようだ・・・
いいだろ、私もあんたを信用するとしよう―――
〔自分のことを 子爵 だと明かしたメイドは、今にも自分の主と、主と友誼を交わした人間に襲いかかろうとしていたユミエと云う人物に、
自分たちが何者であるのか―――と、彼女たちが何者であるのか・・・と、云う事を交換条件に出し、
ユミエの怒れる矛先を収めさせたものでした。〕
To be continued・・・・