≪五節;歴史の紡ぎ方≫
〔―――閑話休題・・・
その場所は―――広く 何もない・・・文字通りの “虚無の空間” ・・・
そんな空間にただ一つ―――
一つの闘争に敗れ去り 崩れ逝く者がいました・・・
その―――これから崩れ逝こうとする者の前に・・・
また一つ 別の存在が現れてきました・・・
しばしの間 崩れ逝く者と別の存在の 声莫き会話がなされた後―――
崩れ逝く者は 静かに存在としての終焉を迎え―――・・・
のちに現れた 熾緋の髪をした存在も その場に一つの言葉を残し
完全に虚無の空間からいなくなったのです
曰くに―――
莫迦だね・・・誰もあんたのことなんか 忘れてやりはしないよ―――
その言葉が何を意味するのか―――
それはこれからの歴史が証明してくれるでしょう―――
そして―――こうして歴史は紡がれて征くのです・・・〕
To be continued・・・・