「107章」
【時を同じくして甘味に何かを仕込ませる二人】
片や―――今回のアベカワモチを誰かに食べられたユミエ・・・
片や―――今日のメニューにと仕込んでいた一品を食べられていたマダラ・・・
ユミエは、罠として水羊羹に毒を一服盛っていたのですが、これが件の人物には効果なかったようで・・・
けども、昔から知ったなんとか―――のマダラは、今回の真犯人の苦手なモノを葛切りの餡の中に仕込ませたのでした。
【不適切なことを云うサヤたん】
それもこれも―――人間様にこんな大迷惑かけやがって〜〜的なことをのたまっているわけでして、
エルムさん、芥子のためにのたうちまわっているのに、『ごめんなさい云うまでお水お預け』・・・って、
これじゃどちらが上司だか分かんないですよね―――とは、マダラの意見。w
【ユミエやマキ達のことを知っていたサヤ】
まあ・・・おそらくこういった類の人間たち(いわゆる諜報・情報集団)は昔からいたようでして、
いくら周囲に溶け込もうとしても、サヤ達から見てみればそうした仕草とかでどう云った者達か判っていた模様。
つまりここで条件交換を提示すれば、自分たちの正体も判りづらくはなる・・・と、思っていたようではある。