〔108章〕
【ヱリヤが今世において見定めたこと】
いつの時代も変わらない・・・今も―――昔も―――
自分のことばかりではなく、他者を慮(おもんばか)ってやれることの大切さを、この時代にも見せてくれたことに、
ヱリヤはまた同志たちと戦えるとしたのです。
【准将の死を目の当たりにして覚醒に至ったキリエ】
その象徴がサンピラーと呼ばれるものであり、母親である者からの言では7万年より以前に発象されたものとの証言がなされているが、
それでは今までのキリエの状態(いわゆる蒼龍の騎士云々)は不完全だったのか・・・と云うと、全くその通りであるとの解釈が成立する。
しかし、今回の覚醒の件に至ることにより、俄然西部戦線は気勢が上がる事に。
【龍の涕】
これこそが今回のお話しのキーパーソンであるのですが、このお話にも見られるように、死んで間もない人間を甦らせると云う解釈には、
得てして不死の薬とかが挙げられるのですが、このアイテムはどちらかと云えば エリクサー などの解釈が成り立ってくる。
とどのつまり―――これを服用すれば不死身になれるのではなく、喩え重体の身であっても全快復できると云ういわくつきのもの。
けれど、そのハイランダーが想っている人にしか効果が現れないので、強(あなが)ち万能薬とする解釈は間違いであると云える。
(だからヒョウには効果がないわけ、そこへ行くと 鱗 は 涕 より効果が落ちるけれど、万能治療ツールとして用いられたわけである。)