115章
【いきなり事件性を臭わせる冒頭】
もうすでに結論から始まっていますが・・・
実は今回のお話しで公爵・エルムさんが行動不能に陥ってしまう―――と、云うお話し。
その前に〜〜エルムさんを含め、サヤさんもヴァンパイア―――
つまるところの アンデッド なのです〜〜から、敢えて「死んでしまいました」という技法は使いません。
けども―――エルムさんがこうならないとお話しが進みませんでして、敢えて筆者が施した苦肉の策だと思ってくださいw
【二人の因縁の相手・・・キュクノス】
そのうちの一人はリリア―――と、云うよりも、正確にはイセリアさんの方なんだけど・・・
だって、ほら、彼女―――自分の婚約者を自分の目の前で・・・しかもキュクノスに殺られてるんですからね?
そこは判るにしても〜〜―――ではなぜエルムさんが・・・と、云う件(くだり)なんですけれども。
そこも簡潔に書かれていますが、実は重たい話が用意されているのであります。(公開いつになるか判らんけどw)
まあ〜〜キュクノスの親ビンてば、同時に二人の女の恨みを抱え込む大変な役どころでありますが、
そこも醍醐味―――と、思ってもらえれば・・・w
【リリアも知らないエルムの過去】
まあ知らないのは当然なのですが―――・・・
それと云うのも、そもそもエルムさんてば、現在より80万年前の昔の人ですからね?
それに―――そう・・・エルムさんも過去には普通の人間だったことがうかがわれるわけなのですが、
そこのところもどうやらキュクノスが関係して、現在のような立場になったものと見られるのであります。
【過去のサライ】
まあ、知られてる部分だけをさらえるなら―――
現在の教皇であり統治者であるのは、那由他=ディーヴァ=シルメリア―――・・・
けれども、この二人の会話には、阿僧祗=ヴィシュヌ=シルメリアという存在が―――・・・
実はこの人物こそ、那由他の父にして前代のサライ・マハトマ教皇であり、
那由多は父の跡目を継いで1000年そこそこと云ったところ。
(そういう言い方にも語弊があるが、彼らの種族であるエルフ属は長命長寿であり、そこのところを考察しても那由他はまだまだ若造だともいえる。)
【判り始めた真実・・・】
どこをどう捻じ曲げようと―――世に真実はたった一つ・・・
けれど、その真実が、捻じ曲げられたまま伝わってきたのは一体いくつあるだろうか。
困難を極める真実の追究―――・・・
得てしてそれは、人の見方を変えざるをえなくなるものでもあった・・・
その例が―――今、現実として起きようとしていることなのです。
【越えられない一線】
そのおかげでエルムさんは今回のお話しの冒頭のようになってしまった―――と、云うこと。
それに、この時いかにエルムさんがリリアを逃がすことに全力を注いだかが伺われる。