《42章》
【今回のお話しの始まり】
今回の冒頭部分だけを見ると、ほとんど何を言っているか判りませんが―――
前回の終わりの部分と、『補章』を見てもらえると納得してもらえると思う。
そう―――今回のお話は、あの戦役の後日談であり、彼女達のその後・・・が描かれていくこととなるのです。
【糾弾の嵐】
多寡だか、防衛線一つを失敗したとて、こんなにまでバッシングを行うというのは、
つまり彼らが今まで彼女たち三人にやり込められていた事の現れであり、
もしこの機会を逃せば、この好機は二度と巡ってこない・・・でも――――?
【他国の二将の言い分】
自分たちは危険な矢面には立たず、安全な内地でぬくぬくとしている―――
そこを、一度失敗した事を、事毎に悪しくいうのはおかしい・・・
確かに、自分たちは他国からの流れ者ではあるが、おかしいことを“おかしい”という権利はあるはずだ、
けれど、自分たちは弁舌の達者ではないので、行動で示すべき―――それが今回の『三節』なのです。
【全員が飛び立ったのに、なぜかしらその場に居残った『禽』】
実は―――― =鵺=のユミエだけが知りえたこと・・・
それは・・・カ・ルマ勢のとある砦に捕らえられている“ある人物”のこと・・・
“ある人物”―――そう・・・『東方の雄』のあの国に潜伏をし、その人物の容姿を用いている自分たちの仲間・・・
そのご本人が、『ゴモラ』という砦に囚われている―――
その情報を聞いたとき、ここ最近音沙汰のなかった、『夜ノ街』のあの機関の首領の居場所が定かとなり、
速やかに救出のための準備に取り掛かるのです。
(もはやいうまでもないことだが、『公主』と『ギルドの女頭領』とは同一人物であるので、念のため・・・)