<45章>

 

 

【“戻ってきた”存在】

もはや何も言わなくても判るだろう。

それ以前に、今回のお話しの舞台が『ヴェルノア公国』で、即座に気付くべき。

 

下手な勘繰りは無用―――と、いったところか・・・

 

 

【不審なる女性と紫苑】

≪四節≫から≪五節≫にかけてのあの一場面は、かの有名な『安宅の関』を髣髴させるといったところか。

 

でも、あちらは、自分の君主に嫌疑がかけられそうになったのを、忠臣の機転で打ち据えた事によって、逃げられたことによるもの。

対してこちらは、そうすることによって自分たちの城に引き入れた・・・ということ。

 

しかし、その総意は変わるものではないだろう。

 

 

【驚愕する諸官たち】

紫苑を除く総ての官僚達が驚くべき理由―――とは。

全くもっての瓜り二つの存在が二人おり、容姿や諸動作が一緒なのに関しては、

まさに二の句が告げられなかった事であろう。

 

 

【公主・婀陀那が加筆した懸案】

彼女が筆を加えたのは、婀陀那自身も宣言していた通り『外交』に関してのみ。

では、どう加筆したのか――――・・・

 

その結果から次回が始まるであろうことは、すでに自明の理―――と、言ったところか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戻る