〔七章〕
【キリエ堂】
夜の街の、中心区画より少しはなれたところにある、小間物(アクセサリー)屋。
今回記述したように、100歳近いお婆さんが、店主を務める。
この店の売り物は、魚の・・・いや、大型の爬虫類(オオトカゲとか・・・ワニ、とか・・・)の、鱗なようなものを装飾としているため、
若い娘達には、すこぶる不評。
(でも・・・今回みたいに、ここのアクセサリーをつけただけで、魔物のほうから逃げ出した~・・・と、あるのは、稀なほう)
しかも、夜更けに、恐ろしげなケダモノの唸り声―――だとか、夕暮れ時に、時たま見かけられる美女―――だとか、
とかく、そういう奇妙な噂がついて回るのも、この店の特徴のようではある。
【キリエ堂の老店主】
1世紀近くを生きている・・・と、いうお婆さん。
永い間を生きているということで、『物知り』『生き字引』だとか、称されているようである。
【老婆の店主と、若い構成員】
この二人の関係は、今流行の ホーム・ヘルパー なるものではない。
“お互いに、軽口をたたきあえる仲”――― と、いうところがミソ。
(余談ではありますが、この二人の関係を、もう少しツッコンだところを行ったのを、近日あげる予定)
【サヤが、ギルドを急に辞めた理由】
このワケも、上のと似たり寄ったり。
――――と、これだけだと少々説明不足なので、もう少し詳しく・・・
それは、≪二節≫の初めのほうのところ・・・に、『我が主上』といっているところ・・・。
(無論、これは、婀陀那の事を言っているのではなく、また別のお人の事・・・)
【“お山”と“お城”】
あ゛~~~・・・もうカンベンして下さい・・・(〒フ〒)
これ以上はなすと、後々面白くなくなりますんで・・・。
つまりですね、この話をあげたあと、近日公開する予定のモノの設定に、大きく関わってきますので・・・
総てはそこでさせてもらいます。
【サヤとアヱカの会話】
つまり、これはですね、自分の盟友(とも)にも、この姫君を会わせてあげよう・・・と、サヤが、画策したこと。
【若い店主代理】
前述したとおり、ここの店主は、キリエという老婆、でも、この端正な顔の持ち主も、同じくしてキリエと名乗るのですが・・・・
ちなみに―――
髪の毛は、納戸(なんど)色《くすんだ藍色》で、少しばかりウエーブがかかっている
瞳は、アイス・ブルー
【キリエが、数ヶ月も店を空けていた理由】
これも、サヤがギルドを辞めたのとそう大差ないんですが・・・・(もほカンベン・・・^^;;)
つまり、二人とも、『誰か』に会いに行っていた・・・・と、いうことでは、間違いないらしい。
(もぉそういうことにしといて・・・・ ==;;)
【大失態】
これは・・・どちらとも取れますね。
(商品を落っことしてしまったアヱカ姫にしろ、その後のキリエにしろ・・・)
でも、あえて言わしてもらうとすると、この大失態を犯したのは、実はキリエのほうなんです。
(まあ、最後まで読んでもらえると、よく分かるようになってますんで・・・)
――――と、いうより、この≪六節≫は、モロネタバレ的なトコとかがちらほら・・・
(アヱカ姫の 所有 している、 あるモノ に反応して光出す、キリエ自身の 鱗 を使った アクセサリー とか・・・ね?)
もし、ここで何か分かったなら、微笑ましい顔をして、見逃してやっといてください。(^フ^;;)>