≪71章≫
【“三傑”】
カ・ルマに 七魔将 ありき―――というのは、これまでにも云ってきたことですが、
実はその七名の中でも、特にずば抜けた実力の持ち主が、“三傑”と呼ばれる三名だったわけ。
しかもその三名は、カ・ルマ創生期よりいた者で、元はある組織の構成員だったもの。
(その ある組織 のことを述べるには、この時点では時期尚早であるがゆえに、差し控えさせてもらいたい。
詳しくは現在執筆中(下書き)の【大過去篇】に詳しく載る模様。)
―――ということは・・・そう、元々カ・ルマというのは、魔皇であるサウロン以下、
ビューネイ・アラケス・フォルネウスの三余名しかおらず、
魔将の残り四名にしても、いわば人数あわせ程度であったことが伺えられる。
すなわち―――彼らをつなぎとめていたのは、絶対なる信頼関係などではなく、
魔皇と三傑による、絶大なる恐怖で支配されていたことが判ってくる。
【≪二節≫での魔皇演説】
実はあれ・・・シホ(ガラティア)さんの―――ですからね?
そこんとこお間違えのなく。
【州司馬と援軍の将】
実はこの二人―――もう既に顔見せはしていたのです。
それも現在ではなく、ほんのちょっと過去に・・・
その場所こそが、≪夜ノ街≫と呼ばれた処―――
ここで彼女達は―――キリエは『小間物屋の店員』として・・・紫苑はギルドの『女頭領の懐刀』として・・・
しかも、アヱカという人物を介して、出会っていたのです。
【屯田法】
戦の最中でも、陣の後方に耕作地を作って食料を確保するこの方法は、特に東方にて盛んだったようで―――
元“農業大国”の出身者であった二人は、彼らの仲間の中でも特に知識があったようではある。