〔補章V〕
【次元の果ての真実】
ここに綴られてある事こそが、ウソ偽りなきところの真の『真実』。
この本文の但し書きにも、<13章>にあることは、ウソ偽りのないことだけれども、
そのところどころが要約されているモノであり、つまるところ“完全”ではなかったという事。
早い話が、今回の『補章』で、その要約されていた事が補足され、“完全版”になったという事。
【カ・ルマがこの時期に、講和を結ぼうとしたその事由】
ここにもあるとおり、彼らが頼みにしていた『大要塞マディアノ』が、かの猛将・・・驃騎将軍によって陥落させられたから。
そして、この時代では、邪魔者(つまるところ仁君の勢力)の所為で、覇業がならない事を悟り、
別の時代(説明にもあった通り七万年後の事)に、逃げおおせた事。
【この時代での官位・・・御史大夫・車騎将軍】
さても、毎回恒例となった感がするのですが・・・・(苦笑)
まずは『御史大夫』―――これは、この時代での最高の監察官であり、位は『丞相』の下におかれたようです。
官品は『四品官』。
そして将軍位の『車騎将軍』ですが・・・先の『驃騎将軍』と同列位にあり、この時代としてはかなりの高官です。
(ちなみに・・・『車騎』とは、今で言うところの『戦車』の事、でも・・・この時代にはそんなものはないので〜・・・つまるところ、名称だけが先走りしたものと考えられる)
*)尚、今のところは名前表記はしていませんが・・・『驃騎』にしろ、『車騎』にしろ、一度この物語に顔を出している人達です。(念のため・・・)
【丞相に、『皇のお部屋の前に立つように』促された存在】
実はこの存在・・・『驃騎』『車騎』のように一度や二度でなく・・・これまでに幾度となく、顔をのぞかせた存在でもあります。(ホレ、あいつよあいつ)
ちなみに、この存在の元のご主人様は、本編で一緒に行動を共にしているあの人。
で・は? どうしてこの時は、皇サイドにいたかというと・・・
自らを『次元の狭間』に閉門蟄居する前に、その人が自分の妹達を不憫に想い、自分が創造った最後の作品に、
“よろしく護るように”命令されていたから。
尚、名前を『ベェンダー』と呼ばれており・・・・しかし、その姿は不定形で、意思はあれども実体はないとされている。
【帝国の双璧】
なんだか、あとでやるお話の事を、今ここでもらしてしまってよいものか? ・・・と、苦悩してたのですが、
結局乗せちゃいました。(てひ)
“突撃型特別直接攻撃”の特性を持つ『槍』と、“支援型間接遠隔攻撃”の特性を持つ『盾』は、
当時、敵味方を問わず最も畏れられた存在であり、彼らの征く道には粉塵さえ遺されなかったと伝えられている。
(ここだけの話―――『槍』と『盾』は、同性であっても“相思相愛”だという・・・が、今現在では、その仲は不明)
【残すところあと一人となった魔将】
これが、本編でも魔皇七魔将の筆頭でもあるという・・・・ビューネイ=クリード=サルガタナスの事。
但し―――勘違いしてもらいたくないのは、今回の彼と、本編の彼と・・・では、全くの別人だということ。
【ビューネイの棄て台詞】
この時点で、既にカ・ルマ側の『リンカー・ネイト』は成功していたという事。
でも、この時丞相の事を『淫売』という不適切な言葉で罵ったのには、
彼女もまた自分達と同じく人間ではないのに、人間達に加担をし、自分達を滅しようとした事が、
相当に気に喰わなかったのが、このセリフで明らかとなっている。
【コキュートス城、王の間に合った二品】
これが『覇蝕の剣』こと=オート・クレール=と・・・『力の指輪』こと=マスター・オブ・リング=の事。
つまりは・・・姉の忘れ形見であった“件の技術”で精製されたこの二品までは、次元の果てまで転送不可能であった事がここでわかる。
【“件の技術”を盗み出して、いずこかへと去ったディスクリプト】
実は、この存在が・・・後の世に魔皇として君臨しようとは、誰一人として予測だにしえなかったことでしょう。
でも?そのあとの記述の中で、その人の実妹であった丞相=マエストロも、同じくしてその研究のお手伝いをして〜・・・と、あるが―――
そう・・・この『魔皇』と『丞相』は元同門であったという事も明らかとなっている。
(ただし、丞相のほうが“幼い頃より〜”だったので、年季としては魔皇より上であることを予め・・・・)