〔補章Y〕

 

 

【このお話の位置づけ】

このお話は、全国に散らばっていった『禽』たちが、一度あの庵に戻り、また再び<情報収集>の名目で各地に散らばって行ったときの事。

その中でも、ナオミとマキの二人が、ある者達と遭遇してしまう件なのです。

 

 

【魔界の貴族階級】

それがあの『爵位』という事。

少なくとも、魔獣;トウテツより上に階級をなしているこのヴァンパイアは『子爵』と呼ばれている。

 

ちなみに―――『爵位』は、上より・・・“公”“候”“伯”“子”“男”の順。

 

 

【子爵級ヴァンパイアと、魔獣;トウテツが、『禽』の二人と遭遇した理由】

どうやらこれが、『捕食』を対象としている風ではなく、むしろ『お城』駐在の同志より、

『こちら(お城)に近付いてきている者達がいるので、それより近寄らせないよう』いわれていたらしい。

 

つまり、自分の“主”に見定められて、“体(てい)のいい玩具(オモチャ)”(死ぬほど可愛がられる)にならせないよう、

細心の注意を払っている・・・と、言う事。

(早い話が、あの“噂”についても、どうやらそこのところが深い要因になっているのでわないか・・・・と。)

 

 

【顔見知りだった子爵と=梟=】

ま・・・一応二人とも、あの『夜ノ街』という、曰く付きの町の住人だった・・・と、いうことですよ。

 

でも―――サヤだけナオミの事を見知っていたと言うのも、ナオミはあの当時アヱカと親しくしていましたし・・・

サヤは“いいつけ”をしっかり守ってて、それを傍目で見てるしかなかった―――と、言うわけ。

(でも・・・・心底うらやましかった―――と、いうのが、そのホンネ

 

 

【“六節”の<アレ>】

アレ・・・って、たまたま――――ホントたまたまなんすよ。

エルムちゃんのくしゃみ。

 

それが・・・・まァ、季節の変わり目で寒くなっているとはいえ、素ッ裸で寝てたら・・・・ネぇ? ^^;)

(だからうろたえてたわけよ・・・)

 

しかも体温計ったら――――『6度5分』・・・って、『36度5分』ではありませんよ?(だって―――ヴァンパイアで一度死んでるし・・・)

じゃあ―――この設定はなんだ―――・・・って、そりゃ“ネタ”ですよ。(きっぱり)

 

【吸血鬼の体温を計ったある“モノ”】

それが、リアルな世界にある『赤外線で体温を計るモノ』。

詳しい使用例としては、ソシアルが説明した通り。

 

ちなみに――――それはここの世界観無視してなくね??と、思っていらっさる方へ・・・

あれは、いわゆるところの『魔法術器具』でありまして〜・・・

つまり、ああいう世界でも、何かしらの文明の利器が横行しちゃっているという事よ。

(・・・苦しい? ^^;;)

 

まあ・・・・その詳しい事なんぞは、後のお話しでじっくりしまつから・・・

 

 

【似たようなお話・・・】

――――が、このお話より以前に存在するのですが・・・・それはまたのちほどに

 

でも、それだけじゃ余りに不親切なので・・・その粗筋をば―――

実は、その話・・・ずっとさかのぼって『補章U』に属するんです。

そう、ずっと謎だった“五番目”のおはなし。

そこで―――この“杜”の主たる人物とナオミとマキとが邂逅しちゃって・・・・

しかも、ハイネス・ブルグに潜伏してた仲間の一人とも接触せにゃならんし―――

で、何かと忙しくなっちゃって、『補章』一・・・いや、この物語一長ぁ〜いお話になっちゃってますので、

 

それはそれでごカンベンを゛〜〜・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カエル