{補章Z}
【『太傅』としてのアヱカの役割】
このお話しの≪一節≫を見ても判るように、まづ一番初めにアヱカがなしておきたかったのは、
自然がいかに素晴らしく、生きた教材で満ち溢れているか・・・と、いうこと。
これはとりもなおさず、アヱカの身を借りているあのお方の考えもそこにはある―――と、いったところ。
(しかし・・・暫らく見ていると、どうもこれが、あのお方=女禍様の差し金ではなかったか―――と、いう気も・・・)
【科挙】
本来の意味合いならば、古代中国での『高等官資格試験制度』のこと。
<秀才><明経><進士>などの『六科』(りくか)からなり、
古典的教養、文才、政論などを試験したらしい。
但し―――このお話しの中では、ただ単なる『教育機関』くらいの意味。
しかも、教義の内容は政治学などが中心で、自然の事などは教えられなかった模様。
だからある意味、リジュが自分の子供が言っていたことが判らなかったのも、そういったことに基づくもの。
【苦し紛れの言い訳】
では、ナゼどうして―――そういった・・・王后である自分でさえ知らないことを知っているのか・・・
と、問い詰められたときに、ありもしない事実―――『高名な学者が立ち寄った』としたのは、
マコトに苦しいものであるのでして・・・
しかも、アヱカにまで問い詰められるなんて〜〜―――・・・いやはや、参った参った。(女禍様談)
【『天体』】
いかにも知りそで知らなさそうな単語がここに―――・・・
しかも、今まで出てきている人たちの言葉を見ても、ここが あるモノ であることは知られていないようす・・・
(つまるところの『天動説』『地動説』然り・・・)
まァ―――そのことは、この物語の別のお話で展開されていく事なので、
この『XANADO』本篇では、そんなには詳しく取り上げない・・・と、いう方針で―――
【ホウ王子の“ご学友”】
いわずと知れたコみゅ・乃亜こんび♡
一応捕捉としては、『兼・護衛役』とはしているけれども・・・
あのちびっちゃい子たちが、どこまで通用するんでしょうか―――(・・・と、いうことは、完全なミス・キャスト??)
【蟷螂に食べられる蝶を、助けもせずただ見ていたアヱカ】
これが・・・今回の一番のポイント『弱肉強食』である事は間違いないでしよう。
けれどもそれよりも一大事なのは、≪二節≫以降、丁寧にホウ王子に説いていた女禍様が、
感極まって、あることを口走り始めた事にあるでしよう・・・
【人が・・・人を裁き、弑虐することの道理】
これがその“あること”であり―――女禍様の苦悩の大元であることは確かなこと。
この自然界には『食物連鎖』なるものがあり、当然そこには<人間たち>もいる・・・
なのに、彼らは好き好んでその『連鎖』を乱し、剰え自分たちと同じ種族を殺してしまっている―――・・・
なぜ―――??
【またも出てきた“姉”なる存在】
そして、その後に、またも感極まって口走ってしまった、女禍様の“姉”なる存在・・・
しかし、そこをよく察したコみゅのいさめによって、それ以上は語られないことに・・・
そして、その事はアヱカの大いに気になるところに・・・