第四話 ゼクスとヘカテ
<T>
〔さて・・・ひょんな成り行きから、その一同が、主の下に集まることとなった前回、
そして今回は、お互いの友好を、さらに深めようとしての、こんなお件(くだり)でございます。
ヴァンパイアや、リッチーになったとはいえ、日頃の疲れというものは、たまってくるというもの、
そこで―――師のジョカリーヌ様の紹介により、フレンス・ブルグの西北西にある秘湯を尋ねてきた、
アダナとヱルムに、エリア―――と、エーデル・リッターの四人達・・・〕
ア:あ♪ははんあはんはん〜〜♪ 〜〜〜とぃ! いっやぁ――しっかし、いい湯だよねぇ〜?
なんか・・・・こう、身も心も温かくなってきちめぇ――よっ!! と・・・。
ヱ:まっ、アダナさんたら・・・・言ってること、おやぢなみですよ?
ア:あ゛―――ッはは、なんとでも言っておくれなぁ――よっ。
気ン持ちよすぎて、怒る気にもならんよ・・・・(しみぢみ・・・)
エ:相当に、お疲れがたまっていらっしゃったのですね・・・・アダナ様。
ア:あぁん?ああ――― それより、エリア?あの・・・連中は?
エ:えっ?!あぁ・・・エーデル・リッターの事です?もうすぐ来ると思いますけど・・・・
〔確かに―――この温泉の効能には、疲労回復や、自己回復の促進・・・・と、言ったものも、あるにはあるようですが・・・・
滅多と、リラックスできる機会がなかったせいからか、アダナも、ついつい出る言葉の端々が親父化・・・しているようです。
しかし、それをヱルムに指摘されても、怒る気にもなれない―――とは、温泉様様・・・と、言ったところでしょうか?
それよりも、あの四人―――エーデル・リッターの面々も、来ているようなのですが・・・
それが、未だ姿をも見せていない―――とは??
そんな折、脱衣所からは、こんな声が―――〕
へ:ああっ!団長―――! よ、よしといた方がいいですよ??!
キ:いい――のよっ! 私・・・こう見えても、まだ12〜13なんだしィ・・・・バレっこないわよっ♡
へ:(じ・・・じゅ〜ぶんバレる―――ッちゅうねんっ!) ああっ!もう!団長!!?
〔なんと・・・・へカテさんと、キリエちゃんのようですが、どうもそのやり取りというのが、
禁じられている事を、ムリに断行しようとする者・・・・
に、
それを押し留めようとする者・・・
のようで・・・。
すると、やはり前回より、彼女のお目付け役となった・・・・(いや、彼女に目をつけられた・・・のほうが、妥当なのでは?)このお人が―――〕
ヱ:はあっ?!団長――――って・・・ もしやっ!
エ:(あんのバカ・・・・わざわざ、叱られるネタを持ち込まんでも・・・)
ア:はは――― ヱルムのヤツも、災難だよなァ・・・・あんなヤツに、目ェつけられた途端・・・
エ:ですよねぇ―――
ヱ:ちょいと!あんたっ!! なにやらかそうとしてんですカッ!こんなとこでっ!!#
キ:(う゛ふッ♡ きたきた・・・) なに・・・・って、男湯のほうに行くんですよ〜ッ。
ヱ:んま゛っ!なんていけづうづうしい! 私だって、羨ましくて、そんな事できないのにいっ!
へ:あ゛・・・・あのぉ〜〜〜ヱルム・・・さん??
ヱ:あら・・・私としたことが、はしたない・・・。
(コホンっ――!) いい――事?二度と、こんなハレンチな行為・・・考えてはダメですよっ?!
キ:はぁ―――い・・・・。(ちぇ・・・つまんないの・・・)
ヱ:なんかいいましたっ??
キ:いいえ――――なぁ〜んでも??
(よぉ―――し・・・ならば・・・)(ごそ ごそ・・・)
ヱ:あら?なんなんです?その格好・・・・
キ:わっかりませんか―――ぁっ?! ほっカムリ、っ・ま・り ノゾキですよっ!!♡
ぶちぃぃ〜〜〜―――――〜〜ん
ばっちぃぃ―――――ん!☆
キ:ああ・・・・っ!いい・・・っ! いい・・・っ! いい・・・っ! いい・・・っ!(エコー^^;)
ヱ:(あっ!し、しまった――!) か・・・体が・・・・反射的に・・・・
へ:(やっちゃった―――)
ア:おっ?! なんか・・・・いい音したなぁ?今の・・・
エ:その直後の・・・・変な声もね゛・・・
キ:ん゛も――――う、ベリー・ベリー・グッッ!☆ ですわぁぁ〜〜♡
特に、もう自分では出来ない・・・・という、やっかみも入ってて・・・・いつになく、力もこもっててぇ〜〜〜♡(うっとり)
ヱ:はあ゛ぁ゛〜〜〜まんまと、策にはまってしまいましたわ゛・・・・(どんよ〜り)
へ:(なんとも・・・・対照的な反応・・・・)
エ:(ヱルムさん・・・ちょっと可哀想・・・・)
ア:(恐るべし・・・・伝説の M ・・・)
〔ヱルムさん―――ダメだって・・・この人は、それを見越した上で、あんたを怒らせるような真似をしてるんですから・・・
(・・・・って、作者サイドから忠告しててもムリか・・・・)〕