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ア:(――・・・っと) ――――――ん? ―――――んんん??!

―――ぶわぁ〜〜〜っはっはっはは!―――

  な、なんだぁ? このおかしな顔のヤツ―――! (って)コレ、私ぢゃんかよ〜〜〜――!

  ど・・・ど〜〜なってんだあ?こりゃ・・・・ な、なぁ――――(って・・・)

 

エ:(く―――― ぷぷぷ・・・・) (←文字通り、前傾姿勢にて、未だ“笑い”に耐えてまふ^^;;)

キ:ぎゃ〜〜〜――――っはっはっははは!!(バン−☆ バン――☆ バン――――☆) (←こちらは、限界超えて、床を叩きながらの大爆笑!^フ^゛)

ヱ:ひっ―――・・・ひッひっひっ・・・・ (←まさにしてやったり――! 腹を抱えて、笑いを押し殺そうとするものの・・・^=^;;)

ジ:・・・・・・・。 (←わ・・・笑い顔は見せていないものの・・・その気の毒そうな目線は・・・・イタイデス。―x―;;)

 

ア:あ――――アレ?? ひょっとして―――キミたち、この事知ってて?(ヒク・・・)

 

キ:ヒャ――――っひゃっひゃっひゃっ!!

  あなたも・・・相当な、おマぬ〜な人ですわよねぇ!?

自分で、そんな顔にしておきながら・・・・今更そんなこともないものですわ―――?!

 

ア:ちょ――――ちょっと待てって?! わ・・・私ゃ、自分でこんな事しやしねぇぞぉ!?

 

エ:それでは――― 誰がそんな事を?

ア:えぇ―――ッと・・・そういえば・・・最近、私に接触したの・・・って・・・

 

ヱ:あぁ〜〜ら・・・私? よ―――やくにして、分かりましたか。

ア:ンだとぉ〜〜〜―――!# くぅおっのやっろぉ〜〜〜!###

 

ヱ:(ふン・・・)――――で、私に怒るんですか・・・・あぁ〜〜〜そうですか。

 

  ――――あ、誰でしたっけねぇ〜〜〜?

立派な 洟(はな)ちょうちん に、おまけに 寝だれ まで喰ってて・・・爆睡してたの゛!!

 

ア:え゛っ??げっ―――― そ・・・それわは〜〜そのぅぅ・・・・(たじ・・・)

 

エ:それ・・・・本当なんですか? アダナ様・・・・

ア:あ――――あれれ?? (って・・・)は――――はい。(ミニマム化)

 

キ:あぁ〜〜〜ら、おやおや・・・コレは、とぉんだ『賢者様』もいたものですわねぇ〜〜〜?!

ア:ど―――・・・ドモ、スミマセン・・・・。(さらに、ミニマム化)

 

ジ:・・・・アルディナよ・・・それでは、仕方のなきことのようじゃのぅ・・・・

ア:お・・・・おほせのとほりで・・・・・(もう・・・消え入りそ・・・)

 

 

エ:ま―――・・・まあまあ、皆さん、アダナ様も十分に反省なされた事ですし―――

  もう、これ以上責めるのはよしましよう・・・ね?

 

ア:エ・・・エリア〜〜〜お前ってば、ホントにいいヤツだよなぁ〜〜〜(うりゅうりゅ)

 

ヱ:――――ま、エリアちゃんが、そういうのだから、コレまでにしといてあげますか―――

ア:あ、ありがとごぜぇます・・・・(・・・って、さっきまで怒ってたの――― 私じゃなかったっけ??)

 

 

キ:(フ―――・・・)ヱルム様・・・

ヱ:ん―――・・・?

 

キ:ないすでございます―――!(にゆ)(おやゆび)

ヱ:うふふ・・・ナゼだか・・・今日は、不思議と気が合うようね・・・・(にゆ)(おやゆび)

 

 

〔なんと――― アダナ、“お笑い”でも、超高等技術の『一人ボケツッコミ』を披露してしまい・・・

それを見て、大爆笑する者あり、必死で耐える者あり・・・・と、様々なようです・・・が、

 

どうやら、ようやくにして、自分の顔に落書きを描いた真犯人が分かって、怒り心頭のアダナ・・・

だった、はず・・・な・の・で・す・が!!?

 

 

そこには、思いもよらぬ展開が―――

と、いうのも、コレをしでかした張本人のヱルムさんが、その時の状況を、微に入り細に入り説明した事により、

アダナが一挙に窮地に立たされてしまったのです。

 

そして、次々に糾弾されるたびに小さくなってしまい・・・やがて消え入りそうになってしまうアダナ・・・・

でも、そうなる前に、エリアちゃんによる一言で救われたようでございます。

 

 

――――と、まあ、それはさておいて

今回、どうしてこの二人が、呼び出されて、ここに来たのか――――と、いいますと・・・〕

 

 

ア:はぁ―――?

ヱ:―――『ツウシン』―――ですか??

 

ジ:うむ、実はの、妾の教え子の一人に、そういうことに非常に熱心で、長けておるものがおってな・・・

  その者から、『予(か)ねてから、研究していたモノが仕上がりました―――・・・』と、いう連絡をもろうての・・・

 

  そこで、お主ら二人に、そこに行ってもらおう――――と、いうことなのじゃ。

 

ヱ:はぁ――― それは分かりましたが・・・その『ツウシン』ってなんです?

 

ジ:そういうであろうと思って・・・サンプルを一組、手に入れておる。

 

  ほれ――― これをもって、フレンス・ブルグのどこぞか・・・に、行ってみるがよい。

 

ア:は――― はあ・・・(って)なんだ?コレ??

  なんだか、随分と、頼りなさゲ――――・・・な、棒だねぇ??

 

  まあ・・・ちょッくら行ってくるわ・・・。

 

ヱ:待ってください、私もついていきます。

ア:えっ――― いいよ・・・ついてこなくても。

 

ヱ:あんた・・・まさか、途中でサボろうとしてなぁ〜〜い?

ア:うぎっ―――☆ わ・・・分かったよ・・・。(←図星だったらしい^^;;)

 

 

〔このとき、ジョカリーヌ様が申し立てたこととは、どんなに離れていても、緊急に連絡が取れる手段『ツウシン』だったのです。

 

しかし――― それを、自らの教え子が、永年研究していた――――とは・・・

 

そう、今回の事件とは、アダナとヱルムが、そこへ行く――― と、行く事なのです。

 

でも? 二人にしてみれば、この『ツウシン』という代物、分かろうはずもないことなので・・・・

実際に、ジョカリーヌ様が、一組のサンプルを手に入れており、それをこれから使ってみようということのようです。〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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