第九話  黄泉がえりし、闇の封印

 

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〔とある日―――― ギルド6Fにある『エギドナ』にて。

どうやら、アダナが、一仕事終えたらしく、このたび仲間に加わったゼクスと、元からの仲間、タルタロスの三人で

仲良く(??)お酒を飲んでいるようです。(しかし、ナゼに疑問符?)

 

 

ア:うおぉ〜〜っしゃい!♪ 一仕事を終えた後の酒は、まぁた格別・・・・だねェ〜!♪

  (ゴキュゴキュ・・・・)ぷっはあぁ〜〜・・・・

 

ゼ:(おっ・・・おいおい・・・樽毎抱えて、まるで流し込むようにして、飲んでやがるぜ?)

  ムチャするよなぁ〜〜この人・・・・。

 

タ:以前・・・までは、ジョッキ大まで、だったんだけどもなぁ・・・。

ゼ:でぇもっ・・・さぁ〜、今、そんなこと言っても、説得力全然ないぞぅ?!

 

タ:そ、それも・・・そうだよなぁ・・・。

 

 

〔これで―――・・・あの、クエスチョンマークの意味も、分かろうというもの・・・。^^;)

実にキゲンのいいのは、アダナだけ〜〜と、言ったところのようです。

 

しかも、まだ悪ノリするアダナは・・・・〕

 

 

ア:いョお〜〜し!! 段々ノってきたぞぉ〜っ?

  あ、真打ち〜ぃ、ソロン君出番だぞほほぉ〜い! っと!

=分け身=

 

 

タ:んな―――!! お、おい!アダナ!!

ゼ:(ソロン―――!!)・・・って・・・ありゃあ?!

 

タ:(ぅん??)お・・・おっさん?

 

 

ソ:(ヨロ・・・ッ)こっ・・・このバカ・・・#

“酔い”まで、こちらに廻すなっ! いきなりだと、クルでわないか・・・(うっプ・・・)

 

ア:いやっはは―――・・・悪い悪い。

  なにね?ここんとこ、ミッションから外されてて、内勤ばっかしやってただろ?

  それでさぁ〜、今、飲まなきゃ、やってられない気分・・・なんだよぉ〜、分かるだろ??

 

ソ:そ、そりゃあ分からんでもないが・・・こういうコトをする時には、一声懸けろ、寝覚めにいきなりでは敵わんぞ。

 

 

ゼ:な・・・なんだか、気の毒だなァ・・・・おい。

タ:あ・・・・あぁ、アレで大昔に猛威振るっていた・・・だ、なんて・・・思えないぜ。

 

 

〔なんとも、ほとほと気分もよくなり、ノリにノってきたアダナ、ここでまたも調子付いて、

自分の内に棲まわせている、ソロンを『分け身』で呼び起こしたようです。

 

―――・・・が??

どうも、ソロン、見るからに足元がふらついている・・・・ようなのですが・・・・

どうもそれは、彼自身も言っていたように、寝覚めにいきなりウオッカ壱ボトルを飲んだような状態で〜〜―――の、ようでして・・・

(尚、彼自身の弁護のために一言・・・・お酒は、全キャラクターの中でも、強い部類に入ります。)

 

それには、タルタロスも、ゼクスも“お気の毒風”がピュ――ピュ―――ふいてたようで・・・・

しかも、アダナ、これよりさらに悪ノリするには・・・・?

 

 

ア:おぉ―――い! こっち、樽もう二ケ追加ね〜〜!?

 

タ:オッ・・・おい、アダナ! お前、まだこれから飲むのか??

ゼ:(は・・・・底抜け・・・・)

 

ア:ぁ゛あ゛?? ダメだってぇのかい?

  おい、ソロン・・・・お前はどっちなんだい?

 

ソ:ぅん?ワシなら、一向に構わんぞ??(ケロリ)

 

タ:(ズッコケ――!)あ・・・・あんた、さっきまでグロッキーだったじゃあないかよ・・・・

 

ソ:(フッ―――・・・)まだまだ甘いな!! そんなものは、とうに回復したわ!!(クワッ!)

 

ゼ:(いや・・・そこ、力説するトコでないしぃ〜〜・・・)

 

ア:うしゃ――――ッ! でゅわ?ソロン君も回復したトコでぇ〜〜・・・ジャンジャン・バカスカもってこぉ〜〜い!

 

 

〔い・・・いきなりでなんですけど・・・お前等いい加減似せぇよ ^^;;)

さっきも、一樽空けて・・・・しかも、さらにもうニケ追加・・・ですかぁ〜〜?? チミら・・・この店ツブす気でっかい。

 

でもぉ〜〜・・・何か忘れてません?? そう、以前よりここのウエイトレスとして働いている・・・・・〕

 

 

エ:ハイ、おまちどぉさまですぅ〜

 

ア:オッ!きたきた――――・・・・(って) ありゃあ?!!

 

タ:エ、エリアちゃん・・・

ゼ:(げ、猊下・・・・)

ソ:(ムゥ・・・)これは―――・・・

 

 

ア:ちょ―――・・・・ちょっと?? エリア???

  これ――――・・・って、サイズが随分と小さいぞおぅ??

 

エ:あの・・・アダナ様、私がいうのも、なんなんですけれど・・・・もう少し量を抑えていただかないと・・・・

ア:えっ??

 

タ:・・・・だよなぁ〜? お前、もちっとはエリアちゃんの苦労も、判ってやんないと・・・・

 

エ:(フルフル)そうじゃあないんですぅ〜〜!

  このままいくと・・・自己破産宣告しなければならなくて・・・・(うるうる)

 

ア:え゛っ?! あっ・・・・あれ??

 

ゼ:(げ・・・猊下ぁ〜〜・・・)(だうぅ〜〜)(←もらい泣き ^^;;)

  や、やいっ―――! あんた・・・この人泣かすようなマネしちゃ、いけないぢゃあないかっ―――!!

 

ア:(あうあう・・・)わ・・・悪かったよ・・・・エリア・・・。

エ:判っていただければ、それでいいんです アダナ様

 

タ:(け・・・健気・・・・だなぁ)(←思わずホロリ)

 

ゼ:と、ところでさぁ! あんたも、何か言うことないんかい!

 

ソ:ぅん? ワシは美味しく頂いておるぞ??(ぢゅ〜〜―――)

ゼ:あっ、そう・・・・#(ほんっッとに、こいつ・・・・魔皇なのかよ?)

  なんか・・・もう、背景に溶け込みすぎて・・・・和みすぎてるっちゅ〜〜うか・・・

 

エ:ねぇ・・・ゼクスちゃん?

ゼ:(い゛っ?!)ゲィ・・・・エリア・・・さん??

 

エ:それこそが―――・・・アダナ様のなせる業なんですよ〜? お・わ・か・り?!

ゼ:はっ・・・はいぃ・・・。

  (・・・・に、しても・・・猊下でさえも、オレの事を“ちゃん”付けで呼ぶなんてぇ〜〜・・・)

 

  とほほ〜〜・・・・なんだよ・・・・なぁ・・・・

 

 

〔なんと―――! エリアちゃん、このとき中ジョッキくらいの大きさの樽を二個、このおバカさん二人(おバカ・・・^^;)に持ってきたようで・・・

すると、アダナ、これはどういう事か―――と、聞いたら、なんとツケのかさみすぎで『自己破産宣告』せにゃあならんとは・・・・

 

そういうエリアちゃんの“心の叫び”にも似た訴えで、シブシブながらに承知するアダナ。

(でも、ソロンは、“美味しく頂いてる”・・・って・・・^^;)

 

しかも、それを見て同情の嵐が吹き荒れる、タルタロスとゼクスちゃん・・・・(お前等も相当にアレだよ・・・^^;)

 

 

ところでゼクス、ソロンについて『ここの背景に溶け込みすぎ』と、言ったようで、それがエリアに聞かれてしまい、

それは、アダナが和ませている結果なのだ・・・・と、諭してやっているようなのですが・・・

(でも?その際に、ゼクス“ちゃん”と呼ぶなんて・・・^^;;)

 

そのことには、彼女は がっくり 来ているようなのであります。〕

 

 

 

 

 

 

 

 

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