第六講   闇を狩りし者・・・

<いち>

 

(さて、婀陀那によるステラの正体暴きもひと段落つき、いつも通り(?)の騒がしい日々を送る『ギルド』・・・。)

 

お:ステラさん!ちょいと!!(ガミガミ・・・・)                               婀:ステラ殿! お主は・・・・(くどくど・・・)

ス:あ゛〜〜ん、もう両方からで、 クロス・ボンバー みたいな〜?

 

(・・・・(^^;;)とまあ、こんなおバカなやり取りはさておいて。 今回は少し、こんな、呑気そうなこの場所にも、波風が立つような事があったのです。

この町の、とある場所にて・・・・・手には日本刀、目つきは鋭く、髪を三つ編みにした少女らしきものが、一匹の人ならざる者を、目の前に佇んでいるようである。)

 

?:おい、ウルク・・・、お前、このオレに目をつけられたんだ、ここまでだな、観念しな。

ウ:ううっ・・・く・・・、こ、この裏切り者め。 貴様、こんな事をして済むとでも・・・

?:思っているさ。 それにな、そんな台詞、今迄にだって耳にタコができるほど聞いて聞き飽きてんだ。 もちっとは気の利いたものくらい考えてみろや。

ウ:う・・・・ぅおのれぇ〜〜           サヤーッ!!

サ:・・・(フッ)・・・・。

 

チャキッ!  シュ・・・・            ズバシュッ!

 

 

(ただの一振りが相手を飛沫に変える。(これだけでも、彼女の腕の程が伺われる) しかし、このウルクという者が、言い残した言葉『裏切り者』とは?

そして、『サヤ』とはこの少女の名前だろうか?)

 

サ:(ピッピッ・・・トゥルルル・・・プツッ) あぁ、オレだ、サヤだ。 たった今終わったところだ、後始末の方、よろしく頼む・・・。(ピッ)

 

(サヤ、いずこかヘ電話をかける。 すると、まもなくどこからともなく来た一台のバンが、その場に急行。 事後処理の方を行う

しかし・・・・・ちょうどその時・・・・)

 

婀:うん?! この辺り・・・、血の匂いが漂っておるな、何かあったのかの?

 

(外回りに出ていた婀陀那、そのことが気にかかり、その場に向かう事となる)

 

婀:・・・・はッ!(おびただしい血・・・、やはりここで何かあった・・・) うん? この場所に似つかわしくないのが一人おるな、誰じゃ。

 

(婀陀那、その現場にてサヤの姿を確認。(一応怪しんでいるようです) その一方で、サヤも、自分達以外の何者かがいることを、その気配のみで察知する)

 

サ:・・・・・。(誰かいる。このオレらのほかに、確実に・・・。 まずいな、この現場を見られた・・・・となると・・・・。)

仕方がないな。

男:・・・・っ、サヤさん、どこへ? まだ処理の方終わってませんが?

サ:何、ヤボ用ができちまってな。 それより、ここ、てきとーにやっといてくれ。                                  男:へいへい。

サ:頼んだぞ・・・。

 

婀:うんっ?! あの者、この場から退くようじゃな。(それに・・・、あの者、サヤというのか・・・)(チラ)

サ:おい、なに見てやがんだ、これは見世物なんかじゃないんだぜ?

婀:(何?・・・・・(クル(不意に自分の背後にて声がするので驚いて振り返る婀陀那) む、むぅ、お主は・・・!!?

サ:どうした、自分がいとも簡単に後ろを取られたのがそんなに驚きかい。 見た所、一般人のようだが、過ぎた興味は身を滅ぼす因だぜ?

婀:・・・・。(こやつ・・・中々やりよる・・・・)(チラ)                        サ:うん??(何? 他にまだ仲間がいるのか?)

 

(サヤ、僅かに目線を逸らした・・・・・・その隙に!!)

 

ダ・・・ッ!!

 

婀:ぬぅうん! てぃりゃッ!!                                     サ:な・・・・うおッ!(こ・・・こいつ! オレが目を逸らした瞬間を狙って!!?)

婀:ち・・・ッ!(一撃目を上手くかわされたかッ!) ならばこれでどうじゃッ!!

サ:ぐく・・・っ!(こいつ・・・、以外にやりやがる・・・だが、このままここでの大太刀回りは流石にマズい・・・・)

 

ザ・・・・・

 

サ:あんた・・・・中々やるようだねぇ、どうだい? 一度時間と場所を変えて闘りあう・・・ってェのは。

婀:ほほう、たいした自身がおありのようじゃな。 この妾に挑もうとは。 に、しても果し合いとは、また味な・・・・。

サ:どうする、闘るのか、闘らねーのか、どっちなんだ。                           婀:良かろう、受けてたとう(ニヤ)

サ:ずいぶんと余裕なんだね、このオレを前にして笑えるなんて・・・、名は?

婀:まず自分から名乗るのが礼儀というものであろう。

サ:ふふ、そいつは悪かったな、オレの名は“サヤ”だ、覚えておくがいい・・・・。                            婀:妾は“婀陀那”皆そう呼んでおる。

サ:そうか、覚えておこう。

 

婀:時間と場所は?                                                             サ:明日、この時間、場所は河岸にて・・・・

婀:・・・・・良かろう。                                                       サ:愉しみにしてるぜ(二・・・)

 

(さて、ひょんな事から“サヤ”と呼ばれる少女と、私闘をする羽目になった婀陀那。

が、しかし、今回は、これだけでなく、もう一つ違う場所でも、こんな動きがあったのです。

この町の一角にある、とある中華料理屋『遼來軒』。 そこで、女子大生ぐらい(であろうか)の女性が、今日の仕込みにおわれているようである。)

 

?:うん・・・、これは、まあ・・・こんなもんだろね。  凰連おばさーン! じゃあ、あたし行ってきますね〜?

  あっ、カン兄ィ! 後、ヨロシクね!!?

カン:おう、Jokaちゃん、今から学校かい!? しっかり、勉強すんだぜ?!

J:はいはい、わーかってるって!! ンじゃ、行っちきまーっす!!

 

(Jokaと呼ばれた女性、どうやらこれから学校に行くようです・・・)

 

J:あっ! キョウさん、おはよーっす!!                                            キョウ:やあ、これはJokaちゃん、いつも元気いいですね。

J:へヘ、ありがと、お〜っす、チョウさ―ん!!                                      チョウ:う゛〜ン、Jokaちゃん、ぐッ、まーにン−☆

J:(あははは・・・(^^;;) よッ! ショーコーちゃん、一緒にいこ!?                ソン:よしっ! じゃあ、どっちが早いか競争だよ?

 

(同じ商店街の者達と会話を交わしたJoka、それはまさに『元気』を地でいく、活発で明るい子のようです)

 

 

 

 

 
                          >>