第一講     悪魔を讃える唄

 

<壱>

 

(それは・・・・おひぃさんが、外回りからギルドへ帰る途中起こったのです。

街角で一人の占い師に呼び止められる彼女が見えますね・・・。)

 

占:これ・・・・そこを行くお方・・・・。

お:・・・・・・。

 

占:うんしょ・・・うんしょ・・・(机を持って移動中(^^;;)

  あ〜〜これ、そこを行くお方。

 

お:は?・・・・わたくし・・・ですか?

占:(コクコク)

お:あの・・・何の用でしょう?

 

占:あなた・・・・既に鬼道に足を踏み入れているようですね、お気を付けられますよう・・・。(スッ・・・)

お:あ、有り難うございま・・・・(あら?) な、なんなのです? この手は・・・・?

占:・・・・お代。

 

お:は・・・・はあぁ?? (じ、自分で勝手に見といて“お代”??)

 で、でも今あいにくと持ち合わせございませんので・・・。

占:(指をさして) ・・・にしては、いい服と持ち物。

お:う・・・っ、ぐっ・・・・。(こ、こいつは・・・。)

  はぃ。(有り合わせの二千円札   (-▽-;;)

 

占:・・・・ちっ、これっぱかしかい・・・。 あ〜ぁ、やれやれ、不景気の皺寄せがもうこんなとこまでも・・・か。

  目的には、まだまだ程遠いようだな・・・。

  よっこらせっと。(ここでその占い師立ち去る)

 

 

(そして、それをただ呆然と見送るおひぃさんあり。  そして、何もかも釈然としないままギルドに付いたのです)

 

お:はぁ〜〜、なんだったんですかねぇ、あれ・・・・って。

 

婀:あ・・・っ 姐上、丁度よいところに、こちらに来て下され。

お:なんなのです? 一体・・・・。

 

婀:いえ・・・実はですな、最近この界隈で、詐欺というか、追い剥ぎ紛いの占い師が横行しているようなのですよ。

  それで、ここ ギルド も三人ばかり・・・。

お:三人? 誰と誰です・・・?(わたくしで四人目でしゅか・・・)

 

婀:社主殿とJoka殿とコみゅ殿です。

お:・・・・で、その手口は??

 

婀:何でも、いきなり道行く者を呼び止め、強引に占いをして有り金を巻き上げるといった手法であります。

 

お:あ゛・・・・やっぱし?(-▽-;;)

婀:い、いかがされたのですか・・・? 姐上??

 

お:やられちゃったの・・・・あたくち・・・(T▽T)

婀:な・・・・なんですとおぉ??!

 

 

サ:おぃ臾魅・・・。

臾:何ですのや、ドン・・・。

 

サ:この手口・・・・。

臾:ぜっったい あの人 やんなぁ・・・。

 

サ:・・・・の、ようだな(ヤレヤレ・・・)

臾:とうとうこの界隈までその魔手延ばして来よりましたか・・・。

 

 

サ:何もオレらの近くでしなくてもいいようなものなのになぁ。

臾:あとここで被害おうてないんは・・・

 

サ:婀陀那のヤツだけか・・・。 だが。

臾:あぁ・・・あん人の管轄区域とちゃうもんなぁ。 どないしょ?

 

サ:(ふぅむ・・・) いや、待てよ? そういやぁ、あともう一人いたぞ・・・?

臾:誰ですのん? それ・・・。

 

サ:いるだろ? あともう一人、おチビちゃんが。

臾:いい゛っ?! で、でも・・・あの娘大丈夫なんかいな・・・?

サ:なーに、大丈夫、大丈夫、オレにまかしときな。

 

 

(そして、サヤと臾魅、ここでは彼の者の詐術にかかっていない、乃亜にとある話を持ちかけたのです。)

 

臾:な、なぁ 乃亜ちゃん。 お姉ちゃん達、あんたにお願いあんねやけど・・・聞いてんか?

乃:・・・・あたちにお願いみぅ?・・・・。(コクコク)

 

サ:よし、なら・・・なんかに変化しな。  人間なら何でもいい。

乃:・・・(ビク!)・・・(プルプル)・・・。

 

サ:ふむぅ・・・・なら、これでどうだ?!

 

(ここでサヤ、懐より一枚の油揚げを取り出す・・・・・すると?)

 

乃:・・あ、油揚げみぅ・・・!!・・・あぅぅ・・・・(コクコク)・・・・(プルプル)・・(ポカポカ)・・・・・(プルプルプル)・・・・。(理性と欲望の間で・・・(^フ^;;)

 

臾:うっはぁ〜〜・・・・こりゃまたすんごい葛藤してんなぁ。 これだけ見てると面白いわ・・・。

 

 

(でも、結局のところサヤの依頼を受けた乃亜ちんなのでした。(^▽^;;)

 

乃:・・みぅん!・・変化っ!・・。

ポムンー☆

 

臾:ほわぁ〜〜、こりゃまたえらい事、化けよんなぁ。  あんたのネェちゃんより上手いやんッ!

  耳と尻尾もきちんと隠れてはるし・・・。

 

乃:・・・・(///v///)>゛(テレ・・・)・・・・。

サ:さて、行くか・・・。

 

 

(よくその占い師が出没するという地点にて・・・・)

 

臾:(え〜〜〜っと・・・) あっ! おった!!  あれがそやろ・・・。

サ:よし、それじゃあ作戦を説明する。

 とりあえずあんたはこの道をまっすぐ歩けばそれでいい、あとは何もするな。

 

いいな?

乃:・・・(コク)・・・。

 

サ:よし、なら行け!

 

 

臾:はぁ〜〜〜、あんなんちっこい子にまかしといて大丈夫なんねやろか・・・・?

サ:かといって、オレやお前じゃ変装したところでバレバレだしな。

 

 

臾:・・・・・おっ! おっしゃあ!! どやら引っかかったようやで??!

 ・・・・・・・って、あ゛あ゛ッ!? あん人は・・・!!?

サ:げっ!? あんのバカ・・・バレバレじゃあねぇか!  仕方ねぇ 突っ込むぞ、臾魅!!

 

 

占:あ・・・・・ちょっとそこ行くお人・・・。

乃:・・・・(/// ///)゛゛・・・・。

 

 

警:おぃ、ちょっと・・・・あんた。 ここの路地で商売やんの、禁じられてんだけどねぇ?  知らなかったのかい?

  警察だ・・・・ちょっと署まで来てもらおうか?

 

臾:ちょい待ちや! あんたそらヒキョーやんでぇ? “鳶が油揚げ攫う”んと一緒やないか??!

 

ポムンっー☆

(ここでなぜか乃亜ちゃんの変化の術解けちゃいまふ)

 

乃:・・・ヒッ!?・・・・あ、油揚げ・・・・。(ジワッ・・・)

 

警:あぁ?! そりゃお門違いもいいとこだろが?!

  大体あたしゃ、この一帯で悪徳紛いの占いが跋扈(ばっこ)してるって署に苦情あるから捜査してたんだ!!

臾:そないなことゆうてもなぁ・・・こないな・・・・ちぃちゃい子泣かしなや!

警:あぁ?! それとこれとじゃ話が違うじゃないか!!? なに言ってんだ、お前は・・・・

 

占:(ふっふ・・・・バカ共めが・・・・) どれ・・・・今のうちに・・・(こそこそ)

 

 

乃:・・・あっ・・・・あいつ逃げようとしてるみぅ・・・。

サ:あっ! コラ、バカかおめーら! 仲間内で争ってる場合か?!  逃げられっだろーが!!

 

臾:なんやてぇ?!

警:し、しまった!!

 

 

占:(ふっふ・・・気付くのがおそ・・・)

ばいィ〜〜ん・・・

  う、うぉ?! な、なんだ・・・・・これは・・・。  何か柔らかい壁のようなのに当たったぞ・・・?

むにゅ・・・

  むにゅ??

 

婀:お主・・・・、他人の乳 揉んで何をしておるのじゃ・・・。(ぷるぷる)

  この・・・ハレンチめがっ!##

ゴすっ!!-☆

 

占:むぐぉっ?!(Q〜〜)~゜

 

サ:あっ・・・婀陀那・・・。

婀:お主等・・・・何をしておるのじゃ。 たまたま妾が網を張っておったから よかったようなものを・・・・。

臾:あっ・・・・しぃましぇ〜〜ん・・・。 ほいでも、婀陀那はん、ここ管轄区域とちゃうやろ?

 

婀:何、姐上が犠牲となられたのだ・・・。 これ以上目を瞑って(つむって)おるわけにもいくまいて・・・。

  それより・・・・ほれ、乃亜殿これはご褒美じゃ。

 

乃:・・・・あっ、油揚げみぅ!!(ぺかー)・・・・・。(ニコニコ)

 

 

サ:んで・・・こいつどーする?

警:ま、とりあえずは 署だな。

臾:なにゆーてけつかんねん! うちんとこの婀陀那はんが捕まえたんねやで? トーゼン ギルド行きやがな!

 

婀:あ・・・もし、警察のお方。 そなたはもしや、あの時の・・・・?

 

ナ:あっ・・・、これは申し遅れました。

 あたしは、県警の捜査一課の第一捜査係の『ナオミ=アミテージ』と申します。

  以後よろしく。

 

婀:『狩り手』のもう一人の方ですな? 以前はお世話になり申した。 感謝いたしております。

 

臾:ありゃリゃ? ひょっとして・・・お二人もう顔見知り??

ナ:はぁ? あたしゃ初めてこの人、見るが・・・・

臾:ほいだら おかしいやないか・・・婀陀那はんだけ知ってるゆうて・・・。

 

婀:あぁ、あの病院での出来事・・・・その一部始終を見ておったからな、妾は・・・。

(アストラル・バディ でな・・・)

 

臾:へっ・・・?!! 婀陀那はん、あん時おらへんやなかったやないか。

婀:まぁ、今はそのような禅問答をしておる時ではない。 とりあえずは、ギルドにて詳細を聞こうではないか。

  それでよろしいですな? ナオミ殿・・・・。

ナ:ま・・・・しょうがないねぇ。

 

 

 

 

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