<五>

 

 

〔それはさておき、彼女達以外の、職員も来たようですぞ〜〜?〕

 

 

J:おっはよ〜〜〜〜ッス! およ?外人さんだ〜〜  にぇぇ―――い! グッッ・マーニン!

ジ:あぁ・・・ グーテン・モーゲン

 

J:(お・・・おろ・・・) え・・・英語じゃ、にゃいにゃそかぁぁ〜〜〜?!

 

婀:これこれ――― Joka殿、そのような大ボケはよいですから―――

  あ、こちら、Joka殿です。

 

J:Jokaちんでぇぇ〜〜ッす、ヨロシクねっと!♡

 

ジ:ああ・・・はい、こちらこそ、私は、ジィルガと申しますぅ。

 

J:あ・・・あり?? ニポンゴ話せたンにゃそかぁ〜? そりを早くいっちくりりばいいのにぃ〜〜。

婀:はは―――・・・。(それは、あなたが早とちりしたからでありましょが・・・)

 

 

〔まづ最初は、このお人・・・・実に困ったさんな、婀陀那の上司。

 

しかも、しょっぱなから・・・・トバしてますねぇ〜〜(笑)

ドイツ人相手に、英語で“おはよーございます”もないだろに・・・(^^;;)

 

そこで婀陀那が間髪いれずフォロー、そこで、ジィルガさんが日本語が流暢な事が分かって、またまたビクリツのJokaさま・・・

いやはや・・・これだけで十分お笑い取れましたでっすよ・・・。〕

 

 

コ:お早うございま―――みゅ!

乃:・・・・・・・・みぅ・・・。

 

ジ:あ・・・っ、あら、かわいい〜♡ あの・・・どうしたんです?この二人・・・。

 

婀:あぁ――― こちらの二人は、ここの受付嬢のコみゅ殿に、乃亜殿でございます。

 

コ:コみゅですみゅ♡ よろしくお願いしますみゅ。(ペコリ)

乃:・・・・・のあですみぅ・・・・・・。

 

ジ:あらあらそうなのォ・・・。

  それにしても、なんてかわいらしい、つけ耳と、つけ尻尾・・・・(グイ!)

 

コ:み゛ゅっ!い・・・痛いですみゅぅ〜〜〜!! ひ、引っ張んないで下さいみゅ―――!!

 

ジ:えぇえ゛っ?! ほ・・・本物ォ・・・??

 

乃:おい、お前・・・・お姉さまになにするみ゛ぅ・・・。#(←ナニゲに大人ver^^;;)

 

ジ:あ・・・っ、ご、ごめんなさい・・・私はてっきり・・・

 

乃:今度やったら・・・・カクゴしとけみぅ・・・。(Fuuu・・・)

 

  ・・・・・・おねぃちゃま・・・・だいじょうぶみぅ??・・・・・・。(←手のひらを返したように、幼体化ver^^;;)

 

 

ジ:は・・・・な、なんなのですかァ?あれ・・・・

 

婀:ふふ――― まあ、驚かれるのも、無理はないが・・・・

  実は、あの二人、“お稲荷様”といいまして、狐の妖かしなのですよ。

 

ジ:は・・・・はァ・・・・つまり――― コボルドやドワーフみたいなものなのですかァ?

婀:(うぅむ・・・)ちょっとニュアンスは違いますが・・・・まぁ、似たようなものですかな?

 

 

〔続きましては、もはやここの看板娘的存在の、このお二人・・・そう、コみゅ&乃亜しすたーず!(萌)

 

いつも愛くるしい、狐耳に狐尻尾は、もう萌え奴の心を、わしづかみにして離さない―――!!  ・・・・の、ですが、

ジィルガさん、ナニを勘違いしたのか、この二人のモノ・・・・『つけ耳』と『つけ尻尾』と思ったらしく、コみゅのを引っ張ったところ―――!

 

以外にも痛がる(??)コみゅと・・・・姉をいぢめた―――ことで、『お稲荷様化』してしまった乃亜ちゃんが―――・・・

でも、そこはそれ、何とか虫を治まらせ・・・元に戻るのですが・・・・

 

その説明にしても、『コボルド』『ドワーフ』・・・って、ねぇ・・・?

(アレよりか、数百倍かわいいよ、この子らは・・・)

 

さて、続きまして―――・・・・?〕

 

 

臾:おっしゃ――――!! ついたで―――!? セーフや、セ〜〜〜フ!!

サ:ヤレヤレ・・・・危なかったな・・・・っと、ン?誰だ?そいつ。

 

婀:ああ、こちらはジィルガ殿、杜下様のご友人の娘殿じゃ。

  ジィルガ殿・・・臾魅殿とサヤ殿です。

 

ジ:ジィルガ=アィゼナッハと申しますぅ・・・。

  どうか、末永くお引き回しのほどを・・・。(ペコリ)

 

臾:あ・・・・ゆ、臾魅・・・・です。(ども・・・)

  は〜〜〜――― 日本語、ペラペラやんなぁ・・・・。

 

サ:あぁ・・・・そのようだな。(コキコキ―――☆)

 

 

ジ:あっ・・・肩が、お凝りでいらっしゃるのですねェ? 私が、お揉みしましょうかァ?

 

サ:おや?いいのかい?頼んでも・・・ンじゃ、すまないね・・・ちょッくらやってくれよ。

 

  おっ―――― そこそこ・・・いっやぁ〜〜昨日から、肉体労働続いていてねぇ〜〜〜・・・・助かるぜ、ホントに・・・・。

 

ジ:いえ、いいのですよォ―――。

  次は、お背中、続いては、手・脚・・・と、させていただきまァす。

 

サ:え?いいのかい―――? でも・・・・さぁ、悪いよ、見ず知らずの人間に。

 

ジ:いえいえ、こちらも、好きでやってますしィ・・・・それに、こう見えても、整体の免除のほうも持っていますのでェ・・・・。

 

サ:そうかい・・・ンじゃ、悪いね、一つ・・・・フル・コースで頼むわ。

 

ジ:はァい・・・お安い御用でェ。

〜キュッ・キュッ〜

  (ふぅむ・・・明らかに使い込まれている・・・上腕筋・三角筋・大腿筋・・・・それに、運動特性としても・・・・)

  ふふ・・・・成る程・・・・。(ボソ)

 

サ:ぅん?!何か言ったかい?

 

ジ:いえ、別に・・・何も?

  さて・・・お次は、あなたもォ。

 

臾:え??うちもでっか? いっやぁ〜〜〜助かるわぁ。

  いや、実はな?次お願いしたかってん。

 

ジ:うふ、それはどォうもォ。

〜キュッ・キュッ〜

  (この者は・・・・いまだ未発達な部分も多いが・・・それは経験のなさが要因ね・・・・あと、数十年もすれば、いづれは・・・・)

  ふ―――・・・これは、今後に期待大――――と、いうところかしら?(ボソ)

 

臾:ンあ―――? い、今・・・何かいいはりましたか・・・?

 

ジ:いいえ――― なんでもォ・・・さ、これで終わりましたよォ。

 

臾:あ・・・っ、あぁ・・・おおきに。(じゅる)

サ:おいおい――― 臾魅、お前、ねだれ食ってんぞ??

 

臾:えっ――― そやかてなぁ・・・・あんまりきもつがえぇんから、つい転寝(うたたね)かましてもーたんや・・・いや、ホンマやで?!!

 

ジ:(クス―――)おもしろォい人ねェ・・・。

 

 

〔この二人――― そう、『狩り手』のサヤと臾魅・・・なのですが、

 

皆さんも気付きました? そうです、ジィルガさんの、この二人に対しての、リアクションが、他の誰・・・・とも、違う事を・・・・

 

それが、顕著に現れでたのが、この二人だけに対しては、直接体に触れたこと―――

そして、なにやら、分析までもしているようですが――――・・・・

 

だとしたなら、この御仁、一体何者――――???? それに、何の目的で、ここに――――???〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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