<惨>

 

お:き―――・・・今日は、また一段と、ハクが増してますねぇ??

臾:あぁ〜〜・・・まあ、何でも、聞いた話によりますとな?

  ここんとこ、10連敗っちゅう、ドツボにはまっとったんやと。

 

お:―――・・・で、今、久々の 万馬 ですか・・・・

臾:そうそう―――― あれでもな?ちったァおとなしゅうなったほうなんですで?

  なんやん――― えっらい機嫌悪かった時には、目ェ合わせただけでも、因縁つけてきよりましたさかいに・・・・

 

お:(えっ??)それ――――って、誰に? ひょっとして、驍さん??

 

臾:ちゃうちゃう――― も一人いてますやろ?

 

お:(も一人―――・・・)って・・・Jokaちゃんですか・・・

 

臾:そ――――そ――――・・・

  あれはいつやったかなァ・・・あのこ、連発でNG出したときあったやろ?

  あん時はァ、かわいそうでしたで・・・・例によって、アレですからなぁ。

 

お:アレ・・・・ですか。

 

臾:そぅそぅ・・・森野はんにアレやられたあと、Jokaはん泣いてはりましたんで??

 

お:迫力ありすぎますからねぇ・・・森野さんの、アレ・・・・。

臾:せやろ? 危険球投げつけられたときの、番長清●よりも、おっとろしぃ顔しよんねんもん・・・

 

お:それでいて、下から、上に、まるでなめるように見ますからねぇ〜〜・・・

臾:オっ・・・・いうてるそばから、その“も一人”が来ましたでぇ〜?

 

 

〔な・・・なんとほぉ??

あ・・・婀陀那さん、そんなことやってんすか?

でも・・・“下から上に”・・・って、まるでグレた兄ちゃんや姉ちゃん達がやってそな・・・

 

あっ!!それで―――・・・!! それで、『0講』の時に、“裏番”って設定なのだすね?

 

に―――・・・しても、誰が来たんでしょ?〕

 

 

J:おっつかっれでぇぇ〜〜〜――――っす!

 

お:(―dε―;;)

臾:(―dε―;;)

 

J:えっ?!『しぃ〜〜ッ』? ・・・・って、あ゛!!

 

婀:・・・・・。(ぎろぉ〜り)

 

J:あっ・・・えと・・・

 

婀:・・・・・ふんっ!

 

 

J:はわ・・・・こわかったぁ〜〜・・・婀陀那さん、競馬やってたんですかぁ・・・。

お:まぁ、先程、万馬取ったようですけど・・・・

 

J:えっ?!ふんとに―――?

臾:せやから、今、睨まれただけやろ?

 

J:あ―――・・・っ、いわれてみれば・・・

コ:虎の尾は、なるべく踏まないように・・・みゅ。

 

J:そだね、コみゅちゃん。

  それより・・・またしてごみんね? 明日の撮りの打ち合わせしてたら、遅くなっちって・・・

 

コ:うぅん!コみゅ・・・そんなこと気にしないみゅん!

 

J:そっか―――・・・ありがと。

  それじゃ、明日の撮りも早いから、コみゅ達、連れて帰るね?

 

お:あ―――・・・その前に、驍さんは?

 

J:へ? あぁ・・・あの人なら、ようやく回復して、撮り直ししてるよ?

 

お:は―――・・・そうなんですか・・・。

 

 

J:じゃ――― また明日ね?!

コ:ばいばいです―――みゅ!

乃:・・・・ちゃいなら・・・・。

 

 

〔なんと、そこに来たのは、本編では、婀陀那さんの(とんでもにゃ〜)上司でもあるこの子・・・Jokaちゃん(神宮寺女禍)なんですが・・・

なんと、ここ楽屋では、互いの立場は、まるで逆のようで・・・

 

なぜなら〜? ほら、今、不必要な声だしちゃって、ヒト睨み喰らう辺り・・・(ね??)

 

まあ・・・それは、先程万馬券出したんで、虫は治まったようなんですが・・・これが、普通の日だったら・・・・と、思うと・・・(こわ・・・)

 

 

それはそうと、おひぃさん、ステラ(杜下驍)に、ようがあるんですかねぇ〜?

だって、ほら、Jokaちゃんに、ステラの所在を聞く辺り・・・(ね?)〕

 

 

臾:(ばいなら〜〜―――)

  とっころでなぁ・・・柾木はん?

 

お:はい?なんでしょ・・・

 

臾:なして、驍はん待ってはるのん?

 

お:まあ・・・それは、わたくしにも責任がある・・・ってことですし、

  ですから、お詫びをしようと思って・・・

 

臾:は・・・つまり、せめてもの罪滅ぼし―――っちゅうことでっか。

お:はい・・・。

 

臾:あ・・・・ほなら―――・・・うちも帰らしてもらいますわ。

  ま、あんじょう気張って、驍はんの心、わしづかみにしたりや。

 

お:もう―――・・・霧崎さん?

 

臾:へへ―――・・・ほな、おッさき―――!

 

 

 

 

 

 

 

 

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