<第二章:悪魔の棲む教会>

 

 

婀:それで、何か、稼ぎのありそうな仕事とか、ないものかな?我矛・・・・いや、マスター。

 

我:はぁ・・・・それが・・・・ですねぇ。

 

婀:なんじゃ?言うてみよ。

 

我:一件、あるにはあるのですがね?ちょいと、そのパーティのレベルじゃ・・・・正直申し上げて・・・・

婀:まあ、一応、言うだけ言うてみてくれ。

 

我:は、はぁ、この近く・・・・とは言いましても、数十キロ先なんですがね?

  なんでも、悪魔に取り憑かれた教会がある・・・って言う・・・・

 

 

サ:はぁぁ??(そ、そいつは、もしかしてあいつの事なんじゃ・・・・)

臾:(あんのお人、こっち出てきたら、モロはまりなんやろなぁ〜〜・・・・)

 

サ:な、なあ・・・・婀陀那よ、それ・・・止めといたほうが・・・・

 

お:まあっ!それは面白そうね!?早速行ってみましょ??

婀:・・・・・・ハイ、分かりました・・・。

 

 

サ:グ・・・・ッ、クク!(ひ、人の気もしらねーで!!)

臾:ま・・・・まぁ、ドン、あの人のレベルやったら何とかなりそうやし・・・・

  それに、旅の過程で、レベル上げる事も出来んねやろ?

 

サ:いいよなぁ、お前は気楽でよッッ!!

臾:いや〜〜、実際、そうおもわへんかったら、こっちでは、やってけそうにも、あらへんそうやしなぁ?

 

サ:それも、そうだな・・・。(― ―;;)

 

 

(恐るべし・・・・鶴の一声(^フ^;;)>

 

さて、無事(?)仲間の揃った、おひぃさんのパーティ。 これからなんと、悪魔が取り憑いたという、教会を攻略するようですが・・・・

本編でも語られているように、ここ・・・ってやっぱ、あの人いるんでしょね??(^^;;)(もしかしなくても・・・)

 

そういう、ヤな予感がしたサヤ、親切にも、その仕事止めるように助言したんですが・・・・

 

おひぃさんの一言であっけなく、その依頼・・・・受けてしまったヨーなのでした。

 

そして、意気も揚々と街を出、その教会へ赴く道中・・・・)

 

 

婀:おや??道が二手に分かれているようじゃが・・・・

お:ふぅむ・・・一つは林へ・・・だけど、もう一つは、何もなさそうよね・・・・どうしましょ?

 

サ:おいおい、もう日が暮れかけてんだぜ?どっちかにしろよ。

臾:せやせや、はよ宿に入って、たんまり休みましようで?

 

婀:う〜〜ん・・・さは言えど、一つは、あからさまに何か出てきそうな林・・・・

  じゃが、もう一方は、何もなさそうじゃが、次の街へ着く頃には、夜も更けておる頃じゃろうのぅ。

 

お:で、では仕方ありませんよね?林の方で・・・・

ス:ファイナル・アンサー!!?

 

お:へ???な、ナニ????

ス:ファイナル・アンサー!!?

 

お:(え・・・・・?)フ、ファイナル・アンサ・・・・

ス:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

お:(え??な、ナニ???なんなの????)

婀:バカ・・・(な〜〜にを みのため やっておるのぢゃ、この男は・・・・(―W―;;)

 

ス:・・・・・・・・じゃ、行きましょか。

お:は・・・はあぁ??(な、何よ・・・今の、モノ凄い緊張感は・・・・へ、変な汗かいちゃっちゃっ・・・・)

 

サ:(バカ・・・・ ミリオネア の、見過ぎだってばよ・・・・。)

臾:(だ、大丈夫なんねやろか?このパーティおって・・・・)

 

 

(結局、時間的余裕もないということで、集落への近道である、林道を突き進む事となった、おひぃさんのパーティ。

しかし・・・入り口からそう遠くないところで・・・・出てしまったのです。 あれが・・・)

 

ズシン・・・・ズシン・・・・ズシン

 

お:(ひ・・・・)で、出た・・・・。

婀:こっ・・・・これは!! 一つ目の巨人『サイクロプス』かッ!!

  姐上はお下がりくだされ、ここは妾が・・・!

 

 

サ:ちょいと待ちな!あんたが出るまでもないぜ。 ここは、このオレと、こいつに任してもらおうか。

臾:え゛っ?!うち・・・でっか??

 

婀:・・・・・そうか、では頼みましたぞ。

 

臾:(でええ・・・っ??!)

サ:そうでなくっちゃあな。 おい、臾魅さっさとかたぁ付けるぜ!?

 

臾:うっへぇ〜〜〜い・・・・。

 

サ:なんだ、その生返事は。

臾:せやけどなぁ・・・この『サイクロプス』ッちゅ〜ンは、かなりレベル的にも高いんねんやろ??

  勝てるンやろか、うちらのレベルで。

 

サ:そーゆー寝言は、おひぃの あの一発 を越えてから言え!!

臾:へへ〜〜い。     (しゃーけどもなぁ・・・強そうなんやぁ、この化けもん・・・・。)

 

 

フリ・・・・

 

 

臾:はん??(何やろ・・・アレ・・・・)

 

 

フリフリフリ・・・・・・

 

 

臾:(尻尾ぉォ!!?)  な・・・なぁ、ドン??

サ:なんだ・・・。

 

臾:ちょい見てみ?アレ・・・・。

サ:あァん?何を・・・・・         な、なんだ??ありゃあ。

 

臾:アレ・・・・って、やっぱアレなんやろなぁ・・・。

サ:成る程・・・そういうことか。 おぃ、お前アレ持ってきてるか?

 

臾:い、いや・・・・でも、ちょっと待ってーな?

 

 

 

 

婀:おや?臾魅殿がこちらに・・・??

お:どしたんでしょかねぇ???

 

臾:あぁ・・・・すんまへン・・・・(はぁはぁはぁ・・・)

 

婀:いかがした、交代するのかの?

 

臾:いや、ちゃうねんて。  誰ぞ、こんなかで“油揚げ”持ってはる人おりまへん?

 

お:は・・・はあぁ??な、何をおっしゃってるのです?? 一体どーしてそんなもの・・・

 

臾:持ってきてまへんのか??参ったなーそら・・・

 

 

ス:むんッ!こんな事もあろ〜〜かと!ここに二枚の油揚げがあるッ!!

 

臾:おッ!!こりゃー天の配剤や!おおきにな、ちと借りまっせー?

 

お:あ・・・・あんたねぇ・・・・(プルプル)  何もって来てるかと思いきや・・・・。(はぁ〜〜〜)

婀:(むむんっ?!)いや・・・もしかすると、最上の策やも知れませんぞ?!

 

お:んな・・・ど、どうして?

 

 

 

臾:へへへー、仕入れてきましたで〜? ちゃーンと二枚。

サ:おっと、それはゴクロー。 よぉぉし・・・

  おぃ、てめぇ・・・後ろから尻尾が覗いて見えてるぞ・・・・?

 

一:み゛ゅんっ?!

 

サ:(よしっ!今だ!!)     そらっ!!

 

     と ・ ・ ・

 

一:み・・・みゅ〜〜あ、油揚げみゅ!!

 

ぽんッ!−☆

 

コ:みゅ〜〜んみゅ〜〜〜ん♡♡(ゴロゴロ・・・)

 

 

お:あ゛っ・・・・あれ・・・って・・・???

婀:(・・・やはり、コみゅ殿であったか・・・・(―_―;;) ・・・・と、なると、後のもう一対は・・・。

 

 

乃:あああ・・・っ!お、おのれ・・・よくも左将を、我が姉を・・・・!!

  許せんっッ!!          変化ッ!!

 

ポムンッ!−☆

 

 

サ:ぅおっ!何かに化けやがっ・・・・・・たあぁ??!

臾:な・・・・なんやん・・・・あれ・・・・(ぷっ・・・)

婀:(え・・・・X−MENの・・・・・)

お:(な・・・・なんて・・・・ベタな・・・・)

ス:(・・・・・・もうしわけなぃ・・・・。(―▽―;;)(←作者の本ネ・・・っス(^^;;)>)

 

 

(何と・・・乃亜ちゃん、何を勘違いしたのか。

ファンタジーの世界に出てくる、一つ目の凶暴な巨人、『サイクロプス』ではなく・・・・。

“アメ・コミ”に登場するキャラクター『X−MEN』の『サイクロップス』に変化・・・・しちゃったわけで・・・(強引??(^フ^;;)>

 

そして、皆が呆けている中、その相手をしたのが何と・・・・)

 

 

猫:んなぁ〜〜〜〜お。

乃:(ムッ!!)      オプティク・ブラぁース    オプティク・ブラース       オプティク・ブラぁース       オプティク・ブラぁース・・・

 

猫:んにゃあ〜〜お。 (ダメージ:0)

乃:オプティック・スイープ         オプティック・スぅイープ    オプティック・スゥイィープ・・・

オプティック・スイープ ・・・スイープ・・・(キャンセルかかってる??(^フ^;;)

 

猫:に〜〜〜。(くしくし・・・)  (ダメージ:0)

 

乃:(ピッキイィ――ン!)   スぅパーオブティック・ブラァァ――スト!!

 

猫:ZZZZZ・・・・・    (ダメージ:0)(^フ^;;A)

 

乃:(ピッキィィ――ン!!)         メガオブティック・ブラァぁ〜〜――〜〜スト!!

 

猫:んにゃ??       (・・・・・ダメージ・・・・0)

 

 

婀:は・・・・・ぜ、全弾・・・・

お:スカぁ??

サ:あんの猫、チビちゃいから・・・

臾:技の当たり判定すり抜けた・・・ッちゅ〜んですかい・・・。

ス:(な・・・何と、バチ当たりなぁ〜〜ッ!!) (←またも作者の本ネ・・・(^^;;A)

 

 

乃:(はぁはぁはぁ・・・・)

ポムンッ!−☆

 

乃:・・・・ま、参りまちたみぅ・・・。

一同:ズッコケ!!

 

 

臾:な・・・・ナ〜〜ンやん、それ!!

ス:ま・・・ありだね、弾の撃ちすぎ・・・っちゅ〜〜か・・・妖力の使いすぎ・・・ッちゅ〜〜〜〜か・・・・。

婀:スタミナ切れ・・・したと申すか・・・。

お:・・・・・。(彼がこれ見たらなんていうか・・・・(−−ll;;)

 

 

ス:まあ、ここのボスは倒した事ですし、先を急ぎまっかね。

お:・・・・・そですわね。

 

 

コ:あ・・・あのぉ〜〜・・・・みゅぅ・・・・。

乃:・・・・・・・ちょっとまってみぅ・・・・。

 

お:はい?!

 

 

〔コみゅと、乃亜ちゃんが仲間にして欲しそうに見ています。〕

 

〔仲間にしますか〕

 

     はい          ▼いいえ〕

 

コ:う゛みゅ・・・(じわっ・・・)

乃:・・・・なかない、なかない・・・・。(なでなで)

 

(ピッ)      ▼はい        いいえ〕

 

コ:みゅ!?         みゅ〜〜ん!みゅ〜〜〜ん!!(ぴょんこ・ぴょんこ)

乃:みぅ〜〜ん・みぅ〜〜〜ん(ぴょんこ・ぴょんこ)(←つられてるだけです(^^;;)

 

 

 

お:ち・・・ちょいと、よろしいのですか?敵であった者を仲間に加えるだ・・・・なんて。

婀:姐上・・・。(ぼそ)

 

お:なんでございますの?

婀:あの二人・・・今加えておけば、あとで何かと役に立つ・・・・かと。

 

お:そうです?? ま、まぁ・・・婀陀那ちゃんがそういうのでしたら・・・・。

  いいでしょ、その代わり、戦闘してるときにあまりうろちょろしてはダメよ?

 

コ:はぁ〜〜〜い!ですみゅ!!

乃:・・・・・わかりまちたみぅ・・・・。

 

 

 

(なんと・・・・全くと言っていいほど、戦力の増強には、なっていないパーティ補充。

    ・・・のようにみえるのですが・・・。

 

実は、この二人(いや、二匹か???)さるバトルの、 リーサル・ウエポン になりえてしまったのであります。

(まぁ・・・・その理由は後で・・・・(―▽―;;)

 

 

 

 

 

 

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