すぺっしある
第一弾
『ギルド』(株)と、『協会』(ギルド)、次元を超えた大決戦!! の巻
<壱>
ここは、『フレンス・ブルグ』と言う町にある、『協会』(ギルド)と呼ばれる建物の、長老室の一区画。
よく見ると、ジョカリーヌが一冊の魔導書に目を通しているようです。
と、そんなところへ・・・?
ドタドタドタ!
ア:ちょっとぉ、ジョカりーん。 聞いとくれよぅ、エルムのヤツがさぁ・・・。
ヱ:お待ちなさいっ! 今日と言う今日は! ちょっと! 聞いてるの?! アダナさんっ!
タ:・・・・。(全く・・・、毎回毎回、よくやるぜ・・・。)
ジ:うるさい、今妾は忙しいのじゃ、話なら後でゆっくりと聞いてつかわす。
下がっておれ。(ペラ・・・)
ア:あ・・・っ! そりゃないよ〜〜う、ジョカり〜〜ん。
エルムのヤツがさぁ、私の事、泥棒呼ばわりすんだよぅ?
ヱ:トーゼンですっ!! 私が大事に取っておいたケーキ、あんたつまみ食いしたんでしょ?
ア:あぁ〜? なんだよ〜、そんな事でいちいち・・・(ギャー!ギャー!)
ヱ:そんな事とはなんですかっ!(わんっ!わんっ!)
タ:あ・・・、その辺で止めといた方がいいと思うぜ? オレは・・・。
(エルミナールの大事に取っておいた、ケーキを取ったの、取らないだの・・・と、
まぁ、いつも些細な事からケンカばかりしているようですが。
今回ばかりは、少し勝手が違ったようでして・・・。
よく見ると、目の白い部分を真紅にしたジョカリーヌ様が、
それはもう鬼のような表情をしていたところからも察せられたわけでして・・・)
ジ:お主等! うるさいと申しておろうが!! 天罰じゃっ!!#
『空間転送』!
ヴン・・・・・
(突如として、アダナ、エルム、タルタロスの足元に、冥き闇が発生・・・
それは、まるで落とし穴みたいにぽっかりと口を開けていたのです。)
ア:へ・・・っ?! ヱ:い゛っ??! タ:うんっ?!
ヒュン・・・ヒュン・・・・ヒュ・・・・・・ン!
ジ・ジ・・・・ジィ・・〜・・
ジ:全く・・・、最近の若者ときたら、うるそうて、おちおち魔導書の一つも読めぬわ。
(そして、それと時を同じくして、ここはとある町にある『ギルド』と、呼ばれる会社。
そこの食堂らしきところで、男女二名、ステラバスターと呼ばれる男と、
おひぃさんと呼ばれている女性が、向かい合って何かを食べています。
どうやら、昼食のようですね。 ・・・と、そこへ???)
ジ・・・・・ジ・・・・・ジィ・・・・・・ んにゅ
ドスンッ!―☆
ス:ぺぷちっ!−☆ Q〜〜・・・。(@〜@)~゜
お:ふんブッ!(い、いきなり女性が空間から・・・? なんなの、この展開・・・)
ア:あったぁ〜☆ あーいて・・・。
んおやぁ? ここ・・・どこだぁ?(キョロキョロ)
お:ちょっとぉ! あんた、何いつまでステラさんの上に乗っかってんのよッ!
窒息するでしょ?
ア:あぁ、そりゃどーもすんませ・・・って、あれ?
お前・・・、その声、ひょっとしてヱルムじゃないのか?(いつの間に・・・)
お:はぁ? 一体、何を訳のわからない事をおっしゃってるんですの・・・。
あなた、どこか頭でもち付けたんじゃなくて?
それに・・・、そのフード。
ははぁ、さては、あなた・・・まさかシホさんのお知り合いの方?
ア:誰だい? そのシホ・・・ってヤツぁ。
それにさぁ、だいたいからして、あんたのその喋り方に、声だよ、声!
やっぱ、エルムなんだろ?
お:んもぅ! 紛らわしいから、そのフード、お取りなさいっ!
バサッ
お:え・・・っ?! あ、あなた・・・婀陀那ちゃんっ?!
ア:ほ〜れ、見てみろ、やっぱ私の事、知って・・・って。 んん?(あれ?)
よっく見てると・・・・なんか違う・・・よなぁ。
(と、そこへ、コみゅ、乃亜の散歩から帰ってきた、正真正銘、こちらの世界の婀陀那が入ってきます)
ガチャ・・・・
婀:ただ今、戻りました。 おや? 姐上、どなたか客人であらせられますのか?
コ:だっだいま〜ですみゅ♡
乃:・・・・・ただいまみぅ・・・・・。(てくてく)
お:あっ! 婀陀那ちゃん、丁度いいところへ・・・。 ちょっとこちらに来て頂けませんこと?
婀:はい、かしこまりました・・・。
な・・・っ?! お、お主・・・・は??
ア:うわっ??! ビ・・・ビックリ・・・。
ここまで似てるヤツがいるなんて・・・・って、あんた一体誰なんだい?
婀:うんっ?! 人に物を尋ねる時は、自分からまず話をするのが礼儀作法と言うものであろう!
ア:(何だぁ〜〜? こいつ、まるで、ジョカりんと同じ喋り方をする・・・)
ふっ、まぁ、いいだろう。
私は“ハンター・アルディナ” 『アルディナ=フォン=ガラティーナ』 仲間からは アダナ って呼ばれてる者だ。
お:ええっ?! なんですって??
婀:なんと・・・・
ア:さぁ、こっちの自己招は終わったぜ? そっちは・・・?
婀:妾か、妾の名は、『森野婀陀那』。 ここ、『ギルド』の一職員じゃよ。
ア:ええっ?! あんたも“アダナ”って言うのか?
しかも、ここも“ギルド”・・・って言うのかい?
お:ええ、そうよ?
ちなみに、わたくしの名は『柾木阿恵華』、ここの皆は“おひぃさん”って呼んでいますわ?
ア:あ・・・・、そ、そうか、ち、違うのか。
やれやれ、そりゃちとまずい事になっちまったなぁ・・・。(ポリポリ)
婀:ところで、お主はどうしてそんな格好をしておるのか? ここの界隈では見かけぬが。
ア:あ、あぁ、それを話すとちょ〜っと永くなりそうなんだが・・・良いか?
婀:一向に構わぬよ?
ア:実はな・・・・?
(さて、一方、ところ変わって、街の通りにて・・・)
ブゥ・・・・ン・・・・ゥン ジ・ジ・・・・・・・ジィ・・
ドサッ!−☆
(この時、落ちた衝撃でエルムのフードが取れる)
ヱ:あイッた! もぅ〜〜、今日はサイアクだわっ!
それにしても、アダナさんッ!
見つけたら、タダじゃおかないんだからっ!(ぷんスカ)
(・・・と、そこへ反対側の通りで・・・)
臾:ありゃ?あそこにおるん、ひぃさんやないか。
おーーい! ひぃさーん! って、あれ? 全然反応あらへんやないか。
よっしゃ、ここは一つ驚かしたろ・・・。(にっしっし)
ヱ:はぁ〜〜、にしても、ここ一体どこ? フレンス・ブルグでもないようですし・・・。
とんとんとん
ヱ:はい?
ぶすり!
ヱ:・・・・。(ぷるぷる) (-W-#)
臾:へヘ〜ん! やーいやーい、ひーッかかったー引っかかったー!
どや? うちの指つっかえの味は?! しかとなんかしてるからやで?
あら? こんなんで怒るなんてエゲツのうおまっせ? ひぃさん。
ヱ:(゚W゚##)ピクピク、プルプル)
お黙りなさい! 私は今、ひっじょ〜〜に機嫌が悪い!
とっとと、どこかへ行かないと、イタイ目にあわせてやるわよ。
臾:(なんやん、大人気(おとなげ)ないなぁ) あっ! ドン! いいとこに来てくれはりましたなぁ。
サ:なんだぁ?! おひぃじゃあネェか。
おぃ、どうした、その格好・・・もしかして『コス・プレ』かぁ?
ちょっとイタイぞ・・・・それ。
それによう、こんな真昼間から、殺気みなぎらせるもんじゃネェぜ?
ヱ:ま・さ・か、あんたもこの人の仲間ぁ?!#
サ:(なんだ? こいつ・・・) ん?! おいっ! 臾魅、離れろ!!
臾:へ? ヘェ・・・。
サ:てめぇ・・・何もんだぁ? タダの人間じゃあなさそうだな・・・。
名を名乗りな!!
ヱ:お前達のような、輩に名乗る名などない!!
サ:けっ! まるでおひぃのような事を・・・、おい、臾魅。
臾:わーかってますがな!(ピッピッピッ・・・・プルルル、プツッ)
あ、元締めでっか? 至急S地点に応援よこしてくれんかなぁ、頼んますでぇ?(ピッ)
ヱ:“応援”を・・・“要請”・・・? まるでこの私を『化け物』扱いするとは・・・・。
赦せん! 後悔させてくれる!!
忠実なる我が僕に命ずる! 主の召喚に応えよ!!
来い! 我が『隷属なる者』ガムラ・マサラよ!!
『召喚』!!
ガ:ははぁ〜〜ッ!! マ:何なりと!!
ヱ:敵はあの者たちです! 容赦なんかしなくてもかまいませんよっ!!
臾:な、なんやん、こいつ、いきなしケッタイなオッさん二人も出してきよったでぇ??!
サ:ち・・・っ! よりによってこんな大通りで!! おぃ、臾魅、ここは一端引くぞ。
臾:おっしゃあ!!
ヱ:逃してはならん! 追いかけますよ!?
ガ・マ:ははーっ!