＜弐＞

 

 

〜〜〜　協会　の世界〜〜〜

 

 

女：うんひ、うんひ・・・・こんな感じかなぁ・・・。

　　

　　でも・・・胸ゆるゆるの、お腹きつきつ、あの人、婀陀那ちゃんと同じで、スタイルいいもんなぁ・・・。

　　まッ、いいや、サイアクばれなきゃ。

 

　　えーと、それよりちょっち練習しとかなきゃね。

あ〜、これこれ諸君・・・・     ん゛〜〜なんか違うなぁ・・・

 

あ――あ゛〜〜あ゛あ゛〜〜〜。 　う〜〜〜ん・・・あっ！そうだ、婀陀那ちゃんのマネをすればいいんだ・・・・！

これこれそなたら、斯様なモノは、いかほどにするべきであろうかの・・・・。

 

うん！これならイイ感じだよねっ？！　でゅわ！レッツラごー！！

 

がちゃ・・・

 

 

職：ああ、これはジョカリーヌ様、お早うございます。

 

女：うむ、お早う。　今日も元気でやってくれたまいよ。

 

職：は・・・・はい。

 

女：うんうん、よしよし。　あ、君君、あましローカは走らぬようにせよ。

 

職：あ、はい・・・・どうも、すみま・・・・せん？

 

女：うむ、よしよし・・・。         〜〜〜〜♪

 

 

職：な・・・なあ、今の・・・ジョカリーヌ様・・・だよなァ？

職：ああ・・・・でも、今日の感じ・・・・とっても機嫌がよろしいみたいだよなあ・・・。

職：そうそう、顔つきも心なしか穏やかだし・・・。

 

 

（あれほど・・・・ジョカリーヌ様本人に、立ち居振る舞いは気をつけるように言われていたのに・・・・

いきなり疑惑の目で見られている、女禍さま版のジョカリーヌ様。

 

そして、ここで早くも第一関門が・・・・向こうからアダナがやってきたようです。）

 

 

ア：おっ！ジョカりんじゃあないか。　あんたも、これから長老のトコに行くんだろ？一緒に行かないかい？

女：あっ、アダナちゃん、ふぅ〜〜ン、そだね、一緒に行きましょうじゃあないの。

 

ア：（はぁ？？なんか・・・・いつものジョカりんじゃあないみたいだけど・・・・ま、いいっか。）

　　それよりさぁ・・・・なんか、最近手頃なミッションてないもんかなぁ。

 

女：ふぅン・・・・そだね・・・・

ガッッ！☆

　　う、うわ？！

びッたぁ〜〜ん――☆

 

ア：えへ？！あ・・・・アレ？じ、ジョカりん、なになんもないとこで、コケてんだよ。

 

女：あちち・・・失敗しちまったよのう。

　　だぁいたい、このスカート長すぎなんだよう！お蔭でフンずけて躓（つまず）いちったよ・・・。

 

ア：・・・・。（― ―；；）

女：ア、アレ？？どうしたのじゃ？アダナちゃん・・・わ、妾がなにか・・・・？

 

ア：ふん・・・。（ここでアダナ、女禍さまの額に手をやり・・・・）

　　熱はないようだな・・・・。

 

女：な、なに失礼な事いってんにゃそかッ！　・・・・じゃなかった、言っておるのじゃ！！

ア：・・・・・はあ？

 

女：（うぎ・・・・し、しまった・・・）ま、まあ・・・そんなことより、早う長老室へとやらに、行こうではないか。

 

ア：う〜〜〜ン・・・・まあ、いいっか。　お――い、入るぜ――。

 

 

ギ   ゴ   ゴ   ゴ   ゴ   ・   ・   ・   ・

 

 

 

 

 

 

 

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