すぺっしぁる
其の四
≪後編≫
伝説は、キケンな香り・・・
<壱>
〔今の、ナオミの身体の、大部分を構成しているという、恐るべきあるシステム・・・・
ノヴァ・ハーツ
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このシステムは、以前、ナオミの身体が、大部分が失われてしまった時、その生命の維持が難しくなるであろう・・・と、
危惧をした、異界からの、ある一住人よりの提案で、それも彼女にも内緒で、取り付けられたモノだったのです。
そして、また、とある時に、その住人の一人が、ナオミに組み込まれている、そのシステムが、ただの生命維持装置として使われているということで、
そのモノ本来の、所有しているという、恐るべしパフォーマンスが、作動していないということに気付かされ、
そのシステムの開発者に、相談を持ちかけたところ、斯くも重大な欠陥が見つかっており、
改めてその意思を汲んだ二人が、その素性を隠しつつ、またもこの世界にやってきたのです。
そして―――・・・テスト・プレイで、改めてそのシステムの、凄まじさを再確認する者達・・・・
でも、それを見越していた、開発者からのささやかなプレゼントにより、抑制する――――・・・事と、なるのです―――――・・・・〕
が?!
R:えぇ〜〜・・・っと・・・ここをこうし・・・・て(カタカタカタ・・・・)
ここを〜〜――――・・・・こう、(カタカタ・・・・カタ)
ぇえ〜〜―――・・・っと? それからそれから?
ナ:<ねぇ〜〜・・・まぁだ? もう、こっちはいい加減、くたびれちゃったよ・・・>
R:ああ゛ん・・・もう! うっせいなあ!
もう少しなんだから・・・・気が散るから、途中で割り込んでくるんぢゃ〜〜ないよ・・・。
ナ:<でぇ〜〜もっ・・・さぁ〜〜〜 もう、13時間もなるんだよ?
あんた・・・本当に、保全の担当者??>
R:(ムッか) るっせいヤツだなァ・・・・。
(こいつが、こんなに口やかましい性格だ―――・・・なんて、ジョカりんから聞いてねぇぞぅ?!)
――――・・・ったく・・・ありゃっ?そいやぁ・・・あいつは?(キョロキョロ)
ナ:<あいつ―――・・・って??>
R:あいつだよ、あいつ・・・・私と一緒に来た、ヱル・・・・ミーナル主任だよ・・・。
ナ:<あぁ、あのグラマーな人なら、おひぃさんと婀陀那って人と、仲良さそうに語り合って・・・・>
R:あ゛?!なんぢゃとぅ〜〜!?## こっちゃあ、慣れない作業でクローしとるっちゅうのに゛ィ!!
はぁ〜〜ん・・・そうかい、今までは、多少の事は、目ェつむって来ましたがよ・・・?
あいつがその気なら・・・・(ニヒヒ・・・) ここを・・・こう・・・改ざんして・・・・
〔ナオミの身体に取り付けられている、ノヴァ・ハーツのデーター調整をしている、ゼルゲンハイム研究機関の
ケイト=R=ディアナ
さん・・・・。
でも? 彼女は、修理・保全が担当のはずなのに、手馴れていないのか、データーの調整だけでも、半日以上もかかっていたようなのです。
そのことに痺れを切らしたナオミ・・・悪いこととは知りながらも、ディスプレイ・モニターに割って入り、不服を申し立てたようで・・・・
すると、ディアナ女史、本来なら、この場所に一緒にいなければいけない、同研究機関の、
修理保全担当部門
主任
ユーリア=L=ミーナル
さんがいないことに気付き・・・ついで、自分の上司の居場所を聞いたところ、おひぃさんと婀陀那の両名と、楽しく語らいあっているといふ―――・・・・
そのことを聞いたディアナさん、 ぷっつん 来ましたよーで・・・なにやらイケナイ事を、しようとしているようなのです・・・・が〕
R:(イッヒヒヒ・・・)プラズマ光弾が出るところをぉ〜〜・・・・毛玉にしといてぇ〜〜・・・・
火炎放射機能はぁ〜〜・・・ライターの火・・・と、んでもってぇ〜〜〜・・・・剣は、ピコピコ・ハンマー・・・・
〔すると! その時突然―――・・・・〕
L:ねぇ〜〜――――・・・・そこ、ピコピコ・ハンマーにして、どうなさる お・つ・も・り?!#
R:(ぇ゛っ?!!)(ちらぁ〜〜り・・・) ありゃっ?! しゅ・・・主任・・・ど、どうしましたんでぇ・・・・(や・・・やばひ・・・)
おひぃさんと・・・婀陀那さんと・・・仲良く語り合ってた―――・・・っていうぢゃ・・・・
L:そうねぇ〜〜――― でもねぇ、私のアンテナに ピリリッ! と、きたんですのよ・・・・
R:アン・・・・テナって、その髪の跳ねっかえりがデスかぁ??
L:あ゛?!## なにゆってんのよ・・・あーたは・・・。
つまりねぇ、あんたが、何か悪企みしでかす頃合じゃないかなぁ〜〜―――と、思って、来たまでの事ですよ・・・・
R:は・・・・さい、でっか・・・・
L:こっちもぉ〜〜―――? 伊達に、あんたの親友やってるわけではないんですしねぇ?
自然と、こういうことの 間合い も分かってこようというもの・・・
そうしたら、案の定・・・こんな、何の役にも立ちそうもないことを、しでかそうとしてたとは・・・・(はぁ〜〜〜あ)
R:あっ・・・・ははは・・・そ、それじゃあ、後は主任に任せるとして・・・・
グワッシ!――――☆
L:ちょ〜〜―――いと、まちなさいよ・・・このデーター、改ざんしたところ、総て直してもらいますよ・・・。
R:い・・・イヤダ〜〜・・・って、言ったら??
L:つむじから穴を開けて、脳漿(のうしょう) ちゅ―――ちゅ――― 吸ったろか?#
R:そ・・・そぉんなぁ〜〜涼しい話にゃ、ちょいと早いんぢゃ・・・・
L:だぁ〜〜―――いじょ〜〜―――ぶ。
なんてったって、あんたと私・・・そう簡単には死ななくなってるんでしょお〜〜〜?(にたぁ〜〜り・・・)
R:あ゛・・・あ゛ッハはは・・・・(こ、こいつ・・・目が まぢ じゃんよ・・・)
婀:姐上・・・・
お:ま、温かく見守って差し上げませう・・・・。
婀:は・・・はは・・・。
(しかし・・・どことなく、今のやり取り・・・姐上と、社主殿のモノに近しいものがあるよな・・・)
〔データーの改ざんをしていたディアナさん、すると・・・・この悪さを見透かしていたミーナル主任のご登場により、
ファジィーな仕掛けにしたところを、強制的にやり直しさせられるようですが・・・・
(それを断ったら、“脳天から穴を開けて、脳味噌を吸う”・・・だ、なんて・・・おさむゥ〜〜〜い話にも、限度があろうといふモノ、
でも、それを温かく見守ろうとする、おひぃさん―――・・・って・・・^^;;)〕