<弐>

 

 

〔そして―――・・・それから36時間後〕

 

 

R:ばぁあ〜〜・・・お、終わった・・・・そんでもって、ちかれたぁ〜〜〜

L:当然でしょっ! あんたが、変なこと考えなきゃ、こんなにも時間喰わなかったんですよ。

 

R:(むぎ・・・)相も変わらず、イッタイとこをつきやがるなぁ、お前は・・・。

 

  それより・・・・もう終わったんだぜ?

 

ナ:zzZ・・・(すぴ――――)

 

R:こっ・・・・こんのヤロ〜〜―――は・・・

  人が、折角寝ずしてやってるってぇのによぅ!# ちゃっかりと、寝てやがるぜ!!#

 

  おいっ―――! 起きろっ!このヤロわ゛っ!##

 

ガン――――っ〜〜☆☆

 

ナ:ん〜〜―――・・・? あ〜〜・・・終わった? いっけない・・・すっかり眠っちゃってたよ、アタシ・・・・(むにゅむにゅ)

  ところで・・・なんでこの人、うずくまってんの??

 

L:さぁ〜〜〜、なんででしょね?

 

R:いってぇぇ〜〜〜・・・(ジンジン)

  なぁんで・・・再起動したばっかで、“最硬モード”が働いちゃってんだよ・・・・

  おもいっくそブン殴って、こっちが痛い目にあっちまったよ・・・・

 

L:(・・・・ばか)

 

 

〔・・・・と、まぁ、実にほのぼのとしたやりとりがなされていたようです。^^;)〕

 

 

お:あ・・・もう終わりになったのですか? さぞやお疲れになったことでしょう、

  ささ・・・こちらへ来て、お休みになって下さいまし。

 

R:あ・・・・はい。

  (じぃぃ〜〜ん・・・)いっやぁ〜〜〜・・・本当にいい人だよなぁ・・・あのおひぃさんって人・・・

 

L:当然ですっ、それに、よく御覧になって下さい? 私とよく似て、実に・・・・

R:へぇいへェ〜〜〜〜い、そうざんすね・・・・っと。

 

L:(こっ・・・・こいつわ゛っ!##)

 

婀:まあまあ・・・そう事を荒立てずとも、さ・・・御呼ばれに与りなされよ・・・・。

 

L:はぁい それにしても、上品でお淑やかな方だコト・・・だぁ〜〜れかさんと違って・・・ね。

R:あ゛んっ?!なんだよ・・・悪かったなぁ、ジョカりん見たくなくてよう。

 

 

J:ほよ? あちしが、どうかしたにゃりん?

 

R:(う゛ぇ・・・) あ・・・あんたでなくってさぁ〜〜・・・うちんとこの社長のコト。

L:(しゃ・・・社長・・・って・・・ ―フ―;;)

 

J:ふぅぅ〜〜〜ん、その社長さん、あちしにそんなに似てんだ〜〜

  ほんじゃあ、ギフトに カエル一万匹 贈ってあげやう・・・・・

 

がっつん――――☆

 

J:お゛を゛〜〜・・・・いてて・・・なッ・・・にゃにをするにゃそかっ!

婀:そぉ〜〜んなコトをしでかして、どうするというのじゃ、Joka殿。

 

J:ぇえ〜〜〜っ、そんなこと・・・って、あちしのささやかな贈り物・・・・

婀:これ以上、いらんことをする――――・・・と、いうのなら、コーエン殿に、連れて帰ってもらいましょうかの〜〜〜ぅ?

 

J:(う゛ぃよ・・・)わ・・・分かりました・・・にゃりん。

 

 

L:(ほ・・・助かった・・・) あの方の、苦手とするモノを、一万匹も放たれたら・・・・それこそ、機能の大半が損なわれてしまうわ・・・。

R:でもよう・・・一度見てみたいもんだよなぁ〜〜?

 

L:あんたも・・・よけーなこと、いわないの゛っ!(ちょっぷ)

R:てひっ――

 

 

〔そして、ここで長時間労働(まぁ・・・その大半は、自分のやってしまったことの“直し” ^^;)の、労をねぎらおうと、出てきたおひぃさんと婀陀那。

 

すると―――・・・ディアナさんがふと漏らした、自分達の上司の事に、ツッコミを入れる者が・・・

それはご多分にもれず、Jokaさまだったよーで、そのことでどうやら部下の婀陀那に、キッツぅ〜いお灸を据えられたようですが・・・

 

でも、どうして彼女がここに? そのわけは――――・・・・〕

 

 

マ:あぁ―――・・・どうやら、ナオミの仕上がりは、万全のようですなぁ。

 

R:あ・・・・はい。

  そっりゃ〜〜〜もちのろん、なぁ〜〜んたって、この私がやったんですからねぇ〜?

 

L:(どこの誰よ・・・“戦闘マシーン”を、ファジーなモノに変えようとしてたの・・・)

 

 

マ:そこで・・・・だ、早速で悪いんだが、『仕手』の話だ。

 

ナ:ぇえ゛〜〜〜っ、もう・・・なんです?

 

バ:つべこべ言うな―――・・・こっちは、誰一人として、抜けられない状態なんだ。

  そこで、ナオミには悪いんだが、実戦の中で、体に慣れさせたいんだが・・・・いいな?

 

ナ:は・・・・はい。

 

 

R:ほ〜〜・・・中々に厳しいのな、あいつ・・・・コーディーとは、まるで正反対だぜ・・・・(ぼそ)

L:しっ!聞こえるわよっ!(ボソ)

 

 

サ:なぁ―――・・・あんた達? 一つ聞いて悪いとは思うんだが・・・・ナオミのヤツは、もう大丈夫なのか?

 

R:はい――― ご心配なさらずとも・・・。

それに、仕上がりの状態も、この目でバッチシと、拝見させてもらいますんで〜〜―――・・・そですよねぇ?主任??

 

L:そ・・・そでしわね・・・(先行き、不透明すぎますんで・・・ ― ―;;)

 

 

〔そこにきたのは、『狩り手』のメンバー、

シホ=マクドガル

音無小夜

レイテル=バルディア

だったのです。

 

それを、Jokaさまが、この連中と一緒に来た・・・という背景には、

浅からずも遠からず、データーの調整をし終えたばかりのナオミを、『仕手』に駆り出させようとした事・・・の、ようです。〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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