<肆>
〔しかし――――・・・一体ナニが“そゆこと”なのかは、よぅわからんのですが・・・(白々しい?^^;;)
とにもかくにも、第一波の襲来です―――!!〕
臾:でゃぁあああっ! 喰らいやっ!!
=夜叉横断=
サ:・・・・消えろ!!
=刎刃(くびはねやいば)=
婀:やりますのぅ・・・なれば、妾とて負けてはおれんっ!!
=ローリング・クルセイド=
R:(ヒュ〜〜♪)ゃある!
L:あの頃より・・・一段と腕を上げてません?
R:みたいだぁね〜〜だけど・・・私達だって―――・・・
L:あの時と今とじゃ、ほんのちょっと違いますけどねっ?♡
R:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そだな。
L:ナニよ、その気になる 間 は・・・。
〔なんとも頼もしい事に、新技で次々と迎え撃つ、オフェンス側のギルド・狩り手メンバー。
それを見ながら解説する、ディアナさんとミナール主任・・・なのですが、どうやらこの人達、彼らの活躍ぶりを見て、腕が疼いてきちゃってるみたいですね〜?
―――・・・と、ところで・・・?〕
L:あちらの方は、どうなってるんでしょ?
R:あちら―――・・・って??
L:ディフェンス側ですよ・・・
R:あぁ―――・・・おひぃさんと、あともう一人ね・・・。
お:お前達は―――・・・これより、一歩も、こちら側に入ることを許しませんっ―――!
〜オン・バラダハンド・メイ・ウン・キリーク・チンターマニチャクラ・ソワカ〜
=金剛封縛鎖陣=
バ:(強大な結界陣か―――・・・)私も、始めてみるが・・・これほどとは・・・
だが、私とて、手を拱(こまね)いて見ているというのは、性に合わないんでな・・・内と外とに張らさせてもらうぞ―――!!
=羅糸千方陣=
L:わぁぁ〜〜〜っ!!すごいスゴぉ―――い!! 見てみて!あれ〜〜〜!!
R:なんだよ・・・ガキかよ、おめぇはよっ!!
L:だってぇぇ〜〜〜すごいんだもの! おひぃさんのあの術!!
R:ハぁ〜いはい・・・分かったよ・・・。
L:(むっ!)まぁッたく・・・あの術のすごさを知らないでおけるなんて・・・あなたも幸せですよねぇ〜〜?!
R:(はぁ〜〜〜・・・っったく・・・るっせいやつだよなぁ〜、ちょっと同じ術を、知ってる人が使えるだけではしゃぐなんて・・・)
まぁ・・・すごいのは認めるけどさぁ〜〜・・・
〔こちらのディフェンス側も、新技のオン・パレード状態・・・
しかも、ミナール主任、おひぃさんの新しい術式を見て、やんややんやの大騒ぎとは・・・(それを見て、ちょっとグチを漏らすディアナさんも・・・^^;;)
でも・・・ちっと待って下さいよ?? 以上の5名は、分かりましたが―――・・・
ステラは? シホさんは? Jokaさまは?? コみゅ・乃亜ちゃんは???
そしてなにより・・・『ノヴァ・ハーツ』搭載した――― ナオミ=アミテージ さんは???〕
ス:(ポ――――ン♪)おッ・・・来た来た・・・。(カタ・・・カタカタカタカタ・・・・)
コ:(あ・・・・)Jokaさま―――ッ、シホさぁ―――ン! 通信・・・入りましたみゅ〜〜―――!♪
乃:・・・・はいりまちたみぅ・・・・。
J:おっ? どれどれ〜〜―――・・・・ほほぉ〜う、こっから先、500m地点に、“穴”が確認される・・・ってきてるようだにゃりん。
マ:・・・・と、聞いた通りだ、バーディ、そこはもういいから、そちらにいる婀陀那さんと協力して、穴を塞いでこい―――・・・。
バ:≪ラジャ―――・・・≫
L:・・・・って、あら?もうこれで終わりなんです?
R:みたいだな・・・なんだか、ちょっと拍子抜けちまったなぁ―――?
〔ま―――・・・まぁ、彼女達がレベル的にもアップしてたのと、魔素の流出が少なかったお蔭で、比較的に簡単にクリア―――・・・できたようです。
で・・も???
こちらのディアナさんとミーナル主任は、物足りないご様子・・・(だってねぇ〜彼らの手に余るようなら、助太刀しようという気が満々でしたから・・・^^;)
そして―――・・・“穴”のある地点を、問題なく塞いできた彼らを待ち受けていたものとは―――?!〕
婀:滞りなく、処置のほう―――・・・・完了いたしました、女禍様。
J:ぅにゅ、ごくろ〜ごくろ〜―――
バ:いやはや―――全く・・・頼らずにこなそうと思ったんだが・・・いかんな―――・・・
サ:だっろぉ〜〜? あいつぁ強すぎるからなぁ、ついつい頼りすぎてクセになっちまってんだ・・・
臾:せやろ〜〜―――?
マ:いや―――・・・すまないね、おひぃさん、なんだかんだといいながらも・・・
お:いぇ、いいんですのよ、わたくしとて、ここの街に住まう者として、当然の義務を果たしたまででございますんで―――・・・・
コ:あの、あたしたちも、ナオミさんとのコンタクトで―――・・・
お:はいはい――――・・・そうですわね・・・(なでなで)
――――・・・と、ところで・・・・そのナオミさんは??
バ:あれ―――? そういえば・・・おかしいな、穴が塞いだのが分からないはずもないだろうに―――・・・
ちょっと、呼び出してみよう―――・・・
ス:あり??そ言えば―――・・・
婀:いかが―――・・・なされましたか?社主殿。
ス:あの二人・・・ケイトさんとユーリアさんは・・・・
婀:―――――・・・・言われてみれば――――・・・・
バ:(おっ―――・・・繋がった・・・・) おい、何してる、ナオミ―――・・・