≪二節;即興的笑劇≫
〔そんな時―――騒然となっているこの陣に、一瞬にして戻ってきた者達は・・・〕
エ:おや?なに騒いでんだろうね。
リ:それより・・・ハミルに今回のことを報告しておかないと―――今以上に混乱しかねないわ。
エ:そ・・・そうだねえ〜〜―――
リ:エルム・・・様? どうかなされたのです?
エ:いやね?私とリリアちゃん・・・って、傍から見ても仲が悪そうだったろ?
それが〜〜皆の知らない間に仲が良くなっちゃったりしたりして〜〜―――・・・
リ:あ゛〜〜・・・
(なんか・・・そう云う面では、意外とデリカシーなんだなぁ・・・)
大:―――ここでよいのか。
エ:うん、そだよ〜?
おいっす―――☆ 今帰ってきたよ〜。
ハ:は・・・・あ?!
エ、エルム様―――?!!
〔今現在、その存在を危ぶまれているご本人から、無事だという証しを立てたらどんなにか吃驚(びっくり)することだろう―――
そんなエルムの思惑通り、ハミルトンのいる陣幕に顔を覗かせたときの彼の反応は、エルムの期待を裏切らなかったようです。
そんな・・・云うなれば、日頃真面目で気難しい彼の、間の抜けた表情をしているのに思わずも笑い転げてしまうエルムは―――〕
エ:(ケラケラケラ〜w)いっやぁ〜〜いい表情してんねぇ〜〜w リリアちゃんもそう思うだろ―――?
リ:えっ? は・・・あ―――まあ・・・
ズ ビシ〜☆
リ:をうっ―――? はああぁ〜〜? な・・・何を―――?
エ:なぁ〜〜ほら〜〜見てごらんよ―――w あの・・・鳩が豆鉄砲喰らったような顔!w
ズ ビシ〜☆
リ:〜〜〜・・・・#
エ:リリアちゃんもぉ〜w ナニおもろかしい顔してんだよ〜〜ww
ズビシ☆ ズビシ☆ ズビシ☆ ズビシ☆ ズビシ☆ ズビシ☆
リ:お・・・面白くなんかなぁ〜い!#
エ:う゛を゛っ?! おぉ〜うにょ〜う!! ロープブレイク―――ロープブレイク〜〜
ハ:(リ・・・リリア? いや―――その前に、ロープ・・・ってなんですか?)
リリア○<1R:体固め KO>●エルム
〔敵将に討たれたはずのエルムの姿を見て、思わず目を丸くするハミルトンと・・・そんな彼にこの度の説明をしようとするリリアに―――
そんな彼らの隙を見逃すはずもなかったエルムは、反射的にちょっかいをかけられずにいられなかったのです。
けれども、折角今回の件でエルムの心証を良くしたリリアは、今の不当な仕打ちに我慢できるはずもなく・・・
これまた反射的に、エルムを見事な体固めで参らせてしまったわけであり・・・
そんな彼女たちのやり取りを見たハミルトンは、先ほど以上に目を白黒する始末―――
けれど、殺伐とした空気が一瞬でも和らいだ瞬間でもあったのです。〕