<第七十二章;因果の果てに―――>
≪一節;“酒池肉林”の宴≫
〔黒キ国、カ・ルマが“東征”“南征”を宣下し、行動に移したとき。
中華の国・フ国では、新王ヒョウの放蕩愚鈍さばかりが目立つ様になり・・・
今もまた、裸の美女達を侍(はべ)らせながら、
共に大浴場で湯浴みなどをしていたのです。〕
ヒ:あ~っはっはっは―――そぉ~らそら~~早く逃げんと、とっ捕まえるぞ~~?!
~~―― キャー イヤー 国王様お戯れを~~――~~
〔ナニが彼をそうさせるのか・・・内政・外交を官僚達に任せ、自身は游びに耽(ふけ)るばかり・・・
そんな、彼の姿を見る者達の目には、
それがこの国の民であろうと―――官たちであろうと、失望するばかりだったようです。
―――とは云え、この国を支える録尚書事と尚書令の二人は、
そんなことは自分達の与(あずか)り知らぬところ・・・とでも云いた気に、
政務に勤(いそ)しみ、傾きかけている王朝の信頼を取り戻そうとしている風にも見えたのです。〕