≪四節;“神”たちの戯れ・・・≫
〔一方その頃―――この様子を、別の地点にてモニタリングをしていたこの方々は・・・〕
ジ:あ〜〜らら―――女禍ちゃんキレちゃった。
ま―――しょうがないか〜〜、今まで手ェ出さずにおいたのに、三度もやってくれちゃうんだもんねぇ、あの人たち。
モ:あ――――あ・・・あぁ・・・
ア:お―――お姉・・・ちゃん。
老:見よ・・・言うた通りになっただろうに。
モ:(ツバサ―――それにあの衣服・・・)
オレ達は・・・“神”を相手に―――
ジ:(んブッ♡)あ〜〜―――ッハッハハ!!(バンバン☆)
そんなご大層なモンじゃあないわよ、私“たち”は。
ア:――――あっ、そうか・・・おばちゃんもそういえば、お姉ちゃんの“お姉さん”なんだよね?
ジ:・・・・・。(#)
ええ・・・・そうよ?# でぇ〜もね? “おばさん”ぢゃねぇ〜だろが!こりゃ。(グリグリ)
ア:ああっ―――?! ご・・・ごめんなさい―――
モ:・・・しかし―――あの方の使っていたあれは一体・・・
ジ:(フフ・・・)あれこそは―――あの子が行使する≪顕現≫の一つ・・・『地』の理力。
ア:ち・・・『地』の??
ジ:そう―――あの子は、『地』『水』『火』『風』・・・それぞれの理(ことわり)を力とする能力、
【肆寶圏】<シホウケン>を行使する事が出来る《カレイド・クレスト》を有しているの。
あれは、そのうちの『地』・・・またその中の“磁力”を行使したようね。
〔そこで彼らが目にしたものとは―――直接銃身に触れてさえいないのに、捻じ曲がったモノや・・・
“彼女”の身体に届く前に弾かれる弾丸―――・・・
そう、それこそは、普通の・・・生身の人間には備わっていない、“超”能力を行使する物の姿がそこにはあったのです。
それを見たとき・・・モハメドは―――いや、おそらくは、今、直接女禍と対峙している、特殊部隊の隊長も、同じことを思っていたことでしょう。
―――今、自分たちが相手にしているのは、『神』以外の何者でもない―――
―――と、いうことを。
ですが、それを聞いて、ジィルガはこう一笑に伏したのです。
―――自分“たち”は、そんな大逸れた存在ではない―――
と・・・
では―――だとしたら・・・彼女達は一体何者なのでしょう。
それはそれとして、混乱を収めてきた女禍は・・・〕
女:ふぅ―――・・・。
(また・・・嫌な事にチカラを使ってしまった―――)
あ・・・姉さん―――
ジ:ご苦労様―――。
しかしまぁ・・・成長したもんだわねぇ。
女:(え゛っ?)な―――なにが・・・です?
ジ:いやァ―――だってさぁ〜〜・・・女禍ちゃんって、小ッさい時から沸点低かったしぃ―――
よくまァ、あの程度でチカラを抑制できたもんだなぁ〜〜・・・って♡
モ:(なんっ―――・・・と??)あれ・・・で、まだ力を抑えていると??
女:ちょ―――ちょっと姉さん! その言い回し・・・って、あんまりじゃないですか!!
それじゃあまるで私が―――・・・
ジ:あぁ〜〜ら、でも本当じゃない。
この前もだってさ―――? 一つの星系のよく似た星で、同じような―――・・・・(もごもご)
女:わぁ゛〜〜〜――――っ! わっ!わっ!わ゛っ!!(むギュ)
それより先言っちゃあダメ〜〜―――ッ!!
モ:(この前“も”・・・だと?? それに―――“一つの星系”??
――――と、いうことは、この者達は・・・・)
女:あ゛――――あははは・・・い、今のこの人の言ってた事、全部デタラメだから・・・わ、忘れて??(大焦)
〔“力”を“力”で捻じ伏せる―――・・・そのような手段は、彼女達にとってはさしたることに過ぎませんでした。
だから―――今、女禍がなしたように、ツバサを展開させた状態でも、本来のチカラの殆んどを開放させずに、
鎮静させる事など難しくはなかったのです。
それでも、彼らを撤収に追い込むには、充分すぎるレベルでもあり―――・・・
それに・・・その者の“姉”の口から語られたる“真か偽か”のとある事―――
そのことに、モハメドはこの二人の事を『ひょっとすると―――』と、思ったのです。〕