≪三節;もう一人の“姉”≫
――が――
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誰:〜〜〜―――でさぁ・・・今やってる研究が、そこで寸詰まり〜〜ッてなわけよ。(パキン――☆ プキン――☆)
ず べべべ〜〜――――・・・・
ロ:はァ・・・・あっ―――!
誰:ねぇ―――ちょっと、聞いてる??!
ロ:はぁ・・・えぇ〜〜ッと、研究が行き詰まっているんでしたね。
それはホントお気の毒で―――・・・
誰:・・・・ほんっっ――――とに、そうおもってる?
ロ:はは―――いやぁ〜その・・・・(チラリ)
女:ね―――〜〜〜姉さん・・・・
姉:おや?!誰なんだろね―――この・・・築地に水揚げされたマグロっぽい子は。(ねちねち)
〔緋色の髪をしたその女性は、≪ソレイユ≫副官のローファルにタメ口を利いていたどころか、この艦の艦長の席に腰を据えて、足の爪を切っていたのでした。
そのことでも十分破天荒なのに、今、女禍がズベッたことを、どこぞの若手漫才師のネタのように取られてしまい・・・
けれども、女禍はこの女性をも“姉”だといった―――・・・そう・・・実は、この女性こそ。〕
ガ:(ガラティア=ヤドランカ=イグレイシャアス;女;『本篇』でも、その中身を引っ掻き回した張本人、その存在感は<大>)
イヤぁ〜〜―――しかし、まぁねぇ、困っちゃったもんだよ、うちんとこの末の妹にも。
あれだけ『冷静になれ、感情に流されちゃあいかんよ〜〜―――』ちゅうとるのにねぇ・・・(くどくどねちねち)
女:あ゛あ゛あ゛・・・・う゛う゛う゛〜〜〜――――・・・・
(あ・・・当たってるだけに、言い返せない〜〜・・・)
ガ:ホレ―――あんたたちもよく見とき! 理性っちゅうモンがね、欠けたらみぃ〜んなこういう風になんの、いいお手本だろ?!
ラ:は・・・はぁ――――(女禍さん・・・)
マ:そう・・・ですねェ―――(ムゴ・・・)
〔そう―――この女性こそ、あのジィルガでさえ一目も二目も置いているという、彼女たち 三姉妹 のうちの<長女>
ガラティア=ヤドランカ=イグレイシャアス
―――その人だったのです。
それにしても、総てのことが判っているだけに、その追求の仕方もねちっこいばかりで、
いつしか起き上がることを逃してしまった女禍は、袖を濡らしつつ猛省しているのでした。〕