≪四節;姉に導かれ・・・≫
ガ:あ゛〜〜―――まあ、久方ぶりに?顔合わせた〜〜―――と、思ったら、小言を云わなきゃならんとは・・・
女:・・・・どうもスミマセン――――
と・・・ところで、ジィルガ姉さんは??
ガ:ん゛? ああ〜〜―――あのバカなら・・・
ロ:か・・・艦長でしたら、今、医務室の方に―――
ガ:(チッ――・・・)
女:え・・・っ?!そうなの? それじゃあ―――
ガ:一緒に見舞いにいこか?♪(ニヤニヤ)
〔長女と末の妹が、珍しくも膝を交し合い、取った会話がいきなりの説教部屋とは・・・
そういうことは考慮に入れていなかったにしろ、余り望む展開ではなかったので、話題を切り替えるのですが―――
そこでやはり気になったのは、自分が傷つけてしまった真ん中の姉の事なのであり、容態を伺ってみると・・・
それがどうやら思わしくないらしく、医務室にて集中治療を受けている様子。
―――と、いうことで、皆してお見舞い・・・と、云う事になったのですが・・・〕
ピ――――ン ピ―――ン ピ――――ン・・・
女:(あ・・・)ああっ―――!姉さん!!
〔生命を維持するべく取り付けられた多くの機器――――・・・・
とりわけて目立って見える大きな傷痕――――・・・
それこそは、自分が傷つけてしまい、瀕死の状態になっている“姉”の姿なのでした・・・。
それを見た途端―――円(つぶ)らな瑠璃色の眸からは、涕(なみだ)が盛り上がっていました・・・
―――このままでは・・・助からないかもしれない――――そう、思ってしまったから・・・
でも、この人は――――〕
ガ:(なぁ〜に大掛かりな猿芝居打っちゃってんだか・・・・
フフ〜ン♪ あんたがそのつもりなら――――)(ニヒヒ♪)
〔どうやらロクなことを考えていなかったようです。
でも? 今のが聞き違いでないとしたら、確かこの人は『大掛かりな猿芝居』・・・と?
――――と、いうことは・・・・
今―――そのことをバラすための、あらゆる手段が、講じられようとしていたのです。〕
ガ:〜〜――――・・・・ほりゃ。(こちょこちょ)
ジ:(ひぐっ!)〜〜〜――――〜〜。(むず・・・むず・・・)
女:え゛え゛っ―――?! ちょ・・・・っ??姉さん??
マ:な・・・・なにやってんだぁ??!
ラ:ひ―――非常識ですわ!!?
ガ:(・・・おや、起きないもんだねぇ〜〜―――ならば・・・!!)
(平手で―――)パ パンッ――――☆
(ホホを両手で――)ぐにぐに〜〜―――
女:あ゛―――・・・あ゛あ゛・・・・
マ:お――――オイオイ・・・
ラ:(フぅ〜〜―――)(後ろへフェイドアウツ→)
女:ああっ??! ら・・・ラゼッタ!!
マ:・・・けど、分かる気がするよ、重病人にあんなことするなんてさぁ〜〜・・・。
〔なんと―――そこには猛攻撃が!!(苦笑)
自分の長髪を利用しての、鼻の孔くすぐりや―――往復の平手ビンタ、果ては左右のホホを引ッ掴んでの揺さぶり―――などと、
なんとも笑える―――いや、もとい、起きていたら絶対跳ね起きる反応を促せる攻撃の数々が・・・!!
これには―――なんて非常識なことをするんだろう・・・という、冷たい反応もさながらに、
中には、こんな非常識振りを見させられて、気を失いそうな者もいたようです。〕