≪三節;終(つい)の御業(みわざ)≫
〔そして―――今・・・嘗ての宿敵同士が手を組みあい、ここに遠大な計略が実を結ぼうとしていたのです。〕
プ:さあ―――今度こそ間違いなく、貴様に作用させてくれよう!
―――喰らえ!
――=インファナル・アフェア;アーク・エネミー=――
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ア:―――・・・。
プ:・・・な―――なんだと・・・? ええい、今一度―――
――=インファナル・アフェア;アーク・エネミー=――
ア:―――・・・。
プ:―――く! バ・・・莫迦な!!
ア:無駄ですよ・・・なぜならば、お前が先程まで使っていた業(わざ)の源は、元々はわたくしのモノ―――
ですから、本来の所有者であるわたくしに返してもらったのです。
プ:何をした・・・貴様―――(!!)そうだった・・・気付くべきだった! 貴様とマエストロが手を結んだ時点で・・・!!
ア:ウフフ・・・なにも、お前にだけに好き勝手にさせていたわけではないのですよ―――
それに、先程の「ヴェリザの方陣」・・・あれは元々、ジルからの借り物でしたが―――お前はあれを、無効(ヴォイト)効果を促進させる補助的作用だと思っていたようですが・・・
アレの真の恐ろしさは、そんなモノではありません、先程目に見えていたのは、あの方陣本来の大きさの100万分の1・・・
わたくしも、只戯れに・・・この地を巡っていたわけではないのです。
プ:う゛・お゛・お゛・お゛~―――か・・・身体の自由が・・・こ・・・これが目的だったとは・・・
ア:いかがです―――己が行使出来ていた力の源によって、束縛された感想は・・・
わたくしも、出来る事ならばわたくし自身に、この業(わざ)を使いたくはありませんでしたが・・・
だからお前に諭したのです―――素直に無にお帰りなさい・・・と。
プ:う゛・う゛・う゛・・・う゛ごお゛お゛お゛お~~―――!!
ア:赦せよ―――などとは云いません、お前は・・・このわたくしが創り出した「身から出た錆」・・・
予(かね)てよりの重い罰は、甘んじて受けるつもりです・・・
さあ―――無へとお帰り・・・
終 極 無 間
――=インファナル・アフェア=――