<さんっ!>
シ:さて、お待たせいたしましたー、これより第二部デース!
またまた登場! 『KAKYOU』で、この曲です! どうぞ!!
『KAKYOU』
〔TOP GUN<アンセム>(TOP GUN op)〕
〔炎のランナー(炎のランナー〜より)〕
〔南極物語(南極物語〜より)〕
臾:は・・・またあのシンセ軍団かいな・・・・って、「南極」ゆーて、あのタロージローの?? メッチャ懐かしいねんな〜
コ:え゛っ!? 臾魅さんって、その年に生まれたばかりみゅ??(←ツッコミ鋭い・・・(^^;;)
臾:何ゆーてまんねん、“再放”で見たんねや!(ちとくるちいか??(^^;;) なんで、生まれてすぐに見れんねんな・・・かなんな〜。
シ:はぃ、実に素晴らしい曲の数々でしたね? さて、続いてはサヤさんのチェロです!どうぞ・・・・
『サヤ』
〔p・e・a・c・e〕
〔Adagio in C minor〕
臾:ゲッ! ドン!! 最近付き合い悪いおもてたらチェロなんかやってんか??
コ:め・・・・めずらしぃみゅ・・・・あのサヤたんが・・・
シ:はィ、どうも〜、サヤさん、このチェロは最近にってやられたんですか?
サ:あぁ、そうだが・・・やっぱおかしいか? そうだろうな・・・・、何しろ作業が違うからな・・・・恥かかネェうちに消えるわ・・・
臾:はは・・・・ドン・・・・(相変わらず口下手やんなぁ・・・・(^フ^ll;;)
シ:はぃ、お疲れ様でース、続いては、Jokaさんの胡弓です! どうぞ!!
『Joka』
〔燕になりたい〕
〔The eterna lvow(グリーン・ディスティニー〜より)〕
〔The Last EMPEPOR(ラスト・エンペラー〜より)〕
臾:は・・・・なんや・・・あの衣装は・・・まるで、昔の中国の皇帝のような服やんなぁ・・・・
コ:見たんですか?『昔の中国の皇帝の服』・・・・
(↑またまたスルドイ・・・(^^;;)
臾:いゃ・・・・せやからなぁ? ビデオとかで見てんねんや! (ホンマかなんな〜(-フ-;;)
サ:よゥ! 愉しんでるか?? 臾:あっ! ドン!! お疲れさんすー! いや、いい耳の滋養になりましたわ!
サ:お前・・・・それは何かの皮肉か? 臾:なにゆーてまんのや、事実や事実!!
サ:そうか・・・・ならいい・・・・
コ:それにしてもJokaさんの胡弓、いつ聞いても見事みゅ〜〜 サ:何しろ、中国弦はあいつの得意分野だからな。
シ:はィ、お疲れさんですー、それにしてもJokaさん、この胡弓、名人級ですね〜?
J:いいえ、そんな・・・ただこの楽器は私の幼き頃より、慣れ親しんで来たものですんで・・・。 まあ、そう言った意味では得意な方ですね。
シ:ハイ、有り難うございました、続いては森野婀陀那様のピアノです! どうぞ!!
『婀陀那』
〔One summer day(千と千尋の神隠し op)〕
〔Song for poseidon 2002〕
〔We are all alone〕
臾:こっ・・・・・このお人は、歌だけやのーて、ピアノまで上手いやおまヘンか!!
コ:あれ? ご存知ないんですみゃ? あの方は、海外の音大を主席で卒業したうえに、ピアノを教えることの出来る免状まで持ってるんですみゅ!?
臾:は・・・・そらまるで欠陥なんてない見たいやん・・・、益々もってようわかランわ・・・こんなとこいてるのが・・・
J:ハイはいぃ〜〜、愉しんでる〜? あっ! コみゅちゃん、乃亜ちゃんこんちは〜! 乃:・・・・こんちはみぅ・・・・(//v//)゜゜
コ:あっ! Jokaさんお疲れですみゅ!
J:あっれェ〜? 臾魅ちゃん目が点になってるですよ〜? どうしたのかに〜?
サ:ああ・・・・婀陀さんのピアノの腕前見てな、どうも納得いかんのだと。
J:へッえ〜そう・・・・でも、婀陀那さんも好きでここにいるんだから、仕様がないよね・・・・あっ! そういえばさぁ、おひぃさん次なんだけど、
なんでも初挑戦なんだって!! アタシ・・・たっのしみだなぁ〜・・・・。
臾:へッ!? 初挑戦・・・・? (何の話や? それ・・・・)
(さて、ここで思い出してもらいたい、賢いあなたならお気づきのようだろうが、実は今からおひぃさんが奏でる曲、
『あぁ、仲良きことは良き事かなカナ〜〜・・・・』にて、臾魅にお披露目したのと全く同じなんです! お願いだからわかって!!?(TxT)
シ:はい、どうも!! しかし、それにしてもいつ聞いてもピアノ上手いですよね〜、いつからなんでスか??
婀:フフ・・・・実は、もうすでに物心ついた時には、鍵盤をたたいておったそうじゃ、それに、妾の唯一の取り得でもあるしの。
にしても、お次は姐上じゃ、こんな妾でも、あの方には敵わぬ、何しろ、初めての楽器であそこまでこなされるとは・・・それでは失礼いたす。
シ:はい、有り難うございましたー。 それでは最後になります、柾木阿恵華様のオカリナです! どうぞ・・・・
『阿恵華』
〔静かな地球の上で・・・〕
臾:え・・・・・ッ、オカリナ? それに・・・・この曲は??
そっか・・・・そやったんねんな・・・・ええ人や・・・・ホンマ、ええ人やないか・・・・(グズッ)
サ:おっ?! 臾魅、お前、ガラにもなく泣いてんのか? 臾:せや・・・悪いか? ええ曲聞いて涙流すんは、ええ事なんやで・・・・・
婀:おっ、皆のもの、お疲れじゃったのぅ、ん? どうした?臾魅殿、どこか傷むのかの?
臾:いや・・・ちゃう・・・ちゃうねん、婀陀那はん・・・ウチ、こんなんええ人の元で、働かせてもろて幸せやんなぁ・・・・つくづくそう思うねん・・・
婀:(臾魅殿・・・・) サ:(臾魅・・・・) J:(臾魅ちゃん・・・)
コ:うっひゃ〜、それにしても、初めてのオカリナあそこまで吹けるとは、おひぃさんやるみゃ〜あれは、相当練習してるみゅ!
婀:そうだの、努力の賜物というヤツだの。
シ:はい、本当に有り難うございました、あの、ちょっとお伺いしますが、この楽器初めてなんですよね??
お:えぇ・・・・、ですが、慣れるまではずっと練習いたしました、とある人に聞いてもらいたくて・・・。
でも、今日はちょっといらっしゃらないの、ホント・・・・どこにいらっしゃるのかしら・・・・。
臾:ええっ?! ウチのほかに誰ぞ聞かせたい人おるんかいな?! 誰や、一体誰なんや!!
なぁ、教えてんか?ドン! Jokaはん! 婀陀那はん! コみゅはん! 乃亜はん!
(ここにいてない人・・・・) まさか・・・、ステラはん??
婀:いや、違う、それは違う、あの者は今日ここの会場のどこかにおる、だが・・・肝心のお方は・・・・おらぬのだ。
J:(辛いわね・・・婀陀那・・・驍さんと、ステラさんの関係を知られまいと、そんなウソをつくなんて・・・・)
シ:さて、会場にご列席の皆様、本日はお忙しい中大変有り難う御座いました! これからお帰りになられる道中・・・・・
えっ? なんですか?? えぇ! 本当に?! 済みません、ちょっとお待ちください。
サ:ぅんっ?! なんだ? どうした? 何かあったのか??
婀:らしいのぅ・・・・。 おっ! 姐上、お疲れでした。
お:ふぅ・・・・思っていたより、スポットライトって熱いのね・・・汗かいちゃった。 で、どうしたの? 何かありましたの?
臾:あっ! ひぃさん、今日はホンマに有り難う!! せやけど、“聞いて”もらいたい“ある人”・・・って誰やのんですか?
お:ふぅ・・・・(困りましたわね・・・) あっ! 司会の方が出てらっしゃいましたわよ?!
婀:(上手い! 姐上・・・・) サ:(上手くかわしたな・・・・)
シ:済みません! 皆様! 帰るのをもう少しお待ちください!! 只今、ビックゲストがこられたようですので!!
お:えっ!? “ビックゲスト”ですってぇ?!
婀:(ま・・・・まさか??) J:(驍さん・・・・・) サ:(あいつ・・・・・)
コ:来たんだ・・・・杜下さん・・・・
シ:さて、お呼び致しましょう! “杜下驍”さんですっ!
(驍、ステージにむかって一礼する、そして、何かを書いた紙を司会者に渡す)
驍:これを・・・・・ 真:あっ・・・・はい、それでは、杜下驍様のヴァイオリンです!どうぞ!!
『杜下驍』
〔エトピリカ(情熱大陸)〕
〔G線上のアリア〕
お:(やはり・・・・こられたのですね・・・・)
臾:・・・・・え゛え゛ッ!? “杜下”ゆーて、ひょっとしてあの?? どないなっとんねんここ・・・
こんなちっぽけな会社の集まりに、あんな家の人間来るなんて、おかしいやないか??
婀:シッ! 静かになされよ・・・・臾魅殿・・・・ 臾:せやかて・・・・・
シ:続きましては・・・・あっ! (マイクとられた・・・)
驍:この曲は、私が愛する人に贈るものです、是非その方に聞いて頂きたい・・・
『杜下驍』
〔To love you more〕
お:はあぁぁッ!!(この時、阿恵華の眼から涙がとめどなく流れる・・・)
婀:(姐上・・・・・) J:(阿恵華さん・・・・驍さん・・・) サ:(心に沁みる曲だよな・・・・)
驍:そして、次なるは、私たちの未来へ!!
『杜下驍』
〔Angel in the sky〕
婀:(パチパチパチパチパチパチパチ・・・・・・) コ:ハラショ〜〜!! ブラボ〜〜!! (パチパチパチパチ・・・!!)
乃:・・・・とっても、いい曲みぅ・・・・・・(ボソリ) (パチパチパチパチパチ・・・!!)
(曲が終わると同時に、婀陀那が立ち上がって拍手する、すると、客徐々に立ち上がり、最後には“スタンディング・オベーション”になる、
そして・・・・)
婀:フフ・・・・やはり、皆アンコールを願っておるようじゃの・・・・それでは参りますか、姐上。
お:そうね・・・・そうしましょ・・・ J:ここまでされたら行くっきゃないですね〜 サ:ヤレヤレ・・・・面倒だな・・・・
コ:皆さん、頑張ってくださいみゅ!
臾:ち、ちょっと! 行くってどこへ?? ウチは? ウチは行かんでいいんか?
乃:・・・・あなたは・・・招待されたんだから、行かなくていいみぅ。 ここで待って・・・・そして・・・・皆、奏でる曲・・・聞けば、それでいいみぅ。
臾:なんやん、それ・・・・! それってウチまるっきり部外者やん!! 仲間ハズレやん! そんなんイヤやわ!!
乃:・・・・違う・・・・仲間ハズレ、違う。 あなたは・・・・これからの、人。 これから、皆の・・・・なす事、見て、聞いて・・・・皆と、一体に・・・・・なっていく。
それが・・・ここの、あり方・・・・分かって・・・・下さい・・・・。
臾:あ・・・・・・分かったわ・・・・スマンな、あんたえろうちっちゃいけど考え方しっかりしてんな・・・・。
ウチも見習わな・・・分かった、ウチ、皆の輪の中に、溶け込むように努力するわ!!
乃:(ニコ・・・・)それに、このコラボレーション・・・初めて。 練習も、リハーサルも・・・・されていない。
臾:えっ?! そんなで大丈夫なん?? そんなんで息あうんか??
乃:大丈夫・・・・皆、お互いの気持ち・・・・分かってる。 皆、あの人の事好き・・・・あの人、皆のこと好き・・・・そういう気持ち、変わらない。
臾:そやったんか・・・そやねんな・・・、そやから皆、仲良うしてけるんや。
(さて、一方、楽屋では、各自担当する楽器選びに苦労をしておりました・・・・その結果・・・・
シンセサイザー=婀陀那
ドラムス=サヤ
ギター(アコースティック)=Joka
オカリナ1=おひぃ
オカリナ2=驍
となります・・・そして・・・・)
驍:柾木さん、あなたはこのオカリナを使いなさい、そして、“リード”を宜しくお願いしますよ、私は“パート”の方をするから。
お:え・・・・っ、そ、そんな。 あの・・・わたくし、自信が・・・・
驍:ないとは言わせないよ。 第一、先程のソロ、見事だったじゃないですか、頼みましたよ。
お:あ・・・・はィ、分かりました。 (あの曲・・・・聞いて下さっていたのですね・・・)
(そして、アンコールに選んだ曲とは・・・・・)
『ギルドのメンバー』
〔静かな地球の上で〕
コ:す・・・スゴイみゅ〜! おひぃさんソロでやった時とはまるで違うみゅ!
臾:あぁ・・・スゴイねんな・・・スゴイやん連中! まるで息ぴったりやん、分かった、ウチ、やったる、ここで皆と一緒にやったんねんや!!
乃:・・・臾魅さん・・・・嬉し、涙で・・・・顔・・・・クシャクシャ。
――そして、この日二度目の”スタンディング・オベーション”迎えたそうです――