<弐>

 

(臾魅とナオミ、襲撃の時間より、5分後・・・・   ・・・・・歩道橋にて・・・・)

 

 

サ:(ピロロ・・・ピロロ・・・) あぁ、オレだ、・・・・どうした臾魅か、なんかあったのか?

 

臾:なんかあった・・・やあらヘンがな!アミさん襲撃されてんねんで?

 

(サヤ、臾魅との電話での会話中・・・その歩道橋の反対側に見えたのは、なんと・・・・あの・・・!!)

 

サ:(う・・・ん?!) ・・・・。(ス・・・)

 

 

臾:それにうちなんか、ケッタイなヤツに振りまわさて・・・ちょい!聞いてんのか?!

 

 

サ:・・・・・・。(ピッ!)

臾:あっ!ケータイ切りやがった・・・ちょい!ドン!ド~~ンっ!!

 

 

(サヤ、ケイタイを切ると同時に、彼の者に向かって歩き始める。すると・・・彼の者もサヤに向かって歩み寄る。

そして・・・互いがすれ違いザマに・・・!!!)

 

 

サ:・・・・。(チャキ・・・ッ!)         ムンッ!

ピュウゥ―――・・・ン!

 

帽:ひゅ・・・(ス・・・ッ)               はぁッ!

シャ・・・ッ!

 

 

サ:ク・・・ッ!(な・・・っ!?こ、これは・・・!!)

  てめぇ・・・何もンだ、うちのもんが偉く世話になったそうじゃあないか・・・。

 

 

(帽子より、ちらりと覗いて見える、アイス・ブルーの瞳、そして不敵な笑い・・・・。)

 

 

帽:フ・・・ッ、抜き身の刀なんざ、これっぽっちも怖くなんかないね。 鞘に納まっているほうが、よっぽど恐い・・・ってなもんさ。

 

サ:・・・・・・・・・・・。(そうか・・・・そういうことか・・・・)

帽:・・・・・また、会おう。(トンッ!シュ・・・・)

 

 

(なんと、その者、歩道橋の欄干から下の国道に・・・?!(飛び降り・・・?)

 

 

サ:(あいつ・・・)   (ピロロピロロ・・・)おっと、・・・・・・どうしたんだ。

臾:ど・・・・どうしたンやあるかい! こっち話してんのに、なして一方的に切ったんねや!

 

サ:そいつはすまなかったな。 ところで、臾魅、お前今どこにいるか教えろ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さて、それから数分後、ギルドのある建物の前に、一人の人物が、よく見てみると、先程の襲撃者のようである。

 

そして、ここでその帽子を取ると、そこには・・・・

プラチナ・ブロンドに、赤のメッシュが入った、長髪をなびかせた一人の女性

が・・・そして、手持ちのレイバンのサングラスかけ、どこへか電話をかけている模様である。)

 

 

帽:ああ、私だ、あんたが行ってた建物に今、着いたとこだ。

  えっ?!あの三人?  フフ・・・ッ、もうとっくに会ってきたよ、じゃあな、遅れるなよ『セイバー』。

 

 

マ:フ・・・そうか、もうあいつらに会ってきたか。 では、だいぶ泡を食ったことだろう。

  さて・・・・そろそろ行くとするか・・・。

 

 

 

(ギルド、受付にて)

 

 

コ:あっ!こんにちは~~みゅ!(あ・・・あれ?外人・・・さん??)

  あっ・・・あの~~何か御用ですみゅ?

 

帽:ハァーイ!エクスキューズ・ミー? ヒァ・イズ・ザ・ギルド?

 

コ:あっ、えっ・・・・え~~ッと・・・す、すみません、ちょっとお待ち下さいみゅ。

乃:・・・・・いらっしゃいみぅ・・・・・・。

 

帽:オォゥ!ユー・アー・キューティー・ガール!ナイス・ミー・チュー!

乃:・・・・よろしくみぅ・・・・・・。(←本人なに言われたか、分かっていない・・・でも、一応会話が成り立ってるという・・・(^^;;)

 

 

お:どうも、申し訳ありません、お待たせいたして・・・・あの、何か?

帽:オォ~~!!ユー・アー・ナイス・ベリー・ベリー・ウーメン!ナイス・ミー・チュー!

 

お:は・・・(ヒク) ま、まあ・・・お外で・・・はなんでしょうから、中へどうぞ・・・。

帽:サンクス!

 

 

ス:あ・・・ホンモンだ。

コ:でしょ~?でしょ~?あたしおっどろいたみゅ~~!!

乃:・・・・ジョカリーヌとちがうみぅ・・・・・・。

 

J:きっずつくなぁ~~乃亜ちん、その一言。

婀:(プッ!) でも・・・真実じゃからのぅ。

 

J:なんかいったんかぁ~~い!#  婀陀那ちゃ~~ん!##

婀:あ゛ッ!い・・・いいえ、なんでも・・・。

 

 

帽:ハァ~イ!エッブリ・ワン!ハヴァ・ナイス・デェ~イ!

婀:イャア。アー・ユー?!

 

帽:オフテン!

 

(ちょい、ここからズルいたしまして・・・(―フ―;;)>

 

 

帽:私は、あの丘の教会のつて、でここに来た者です。(英)

お:あら、そうですか、では一体何のご用でこちらに来たのですか。(英)

 

帽:人を探しに来たのです。 シホ=マクドガルを、あなた方はご存知ですか。(英)

婀:ええ、彼女なら、もう少しでこちらに来る・・・と、先程連絡がありました。(英)

 

 

コ:す・・・すっごいみゅ~~! おひぃしゃんと婀陀那しゃん、まともに英語で渡り合ってるみゅ~~!!

J:ステラさん、どうなんすかぁ?

ス:ワシ・・・英語赤点ギリちょんだったの・・・(T=T)(←実話です(^フ^;;)>゛)

乃:・・・・・サイアクみぅ・・・・・・。

 

 

(・・・・と、そんなところへ、臾魅・サヤ・ナオミが入室。)

 

 

ス:おや、外回り遅かったね・・・・アレ?どしたの?ナオちゃん。

ナ:あっ・・・あぁ、ちょっと・・・な。

 

臾:なぁ・・・・ドン、あそこにおる女・・・。(ぼそ)

 

サ:・・・・・。 おぃ、ちょっとあんたに聞きたいことがあるんだがなぁ。 ここらへんで・・・野球帽被った 男 見なかったか?

 

帽:ゥワァッッ!?ミ~??ゥワッタァ・トーキング・アバウツ。

 

サ:ごまかすんじゃあねぇ!この・・・騙りヤロウが!!

チャッ!                    ピュウ―――ン!

 

 

お:えっ?!

婀:むンッ?!(あの者・・・?)

コ:ヒャッ!?

乃:・・・・・。(ビクッ!)

臾:えええ・・ッ?!(かわされた?)

ナ:(そんな・・・バカな・・・)

ス:サッ・・・サヤ??

 

J:・・・・・・?!

 

 

(なんと・・・その者、サヤの抜刀を、ひらりとかわしてしまったのです。

そのかわし方も尋常ではなく、いつ、何時(なんどき)、どこから来るのかが分かったようなかわし方で・・・)

 

 

 

 

 

 

 

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