<さん>
(あけてその翌日、25日の日は、それはそれは慌ただしいものでして、今日のための準備やら、果ては自分の出すものの練習など余念がなかったりするわけです。
そして、Joka、サヤを送った婀陀那、おひぃさんも、夕刻にそれぞれを迎えに行く運びとなりました)
<婀陀那とJoka>
婀:これはこれは、お待たせしてすまなかったのぅ。 さて、それでは参ろうかの?
J:いいえ、何の何のですよ、お陰で今の今までみっちし練習できましたからねーっ。
婀:ほほう、これはこれは、存外努力家なのですな? Joka殿は・・・。 J:てへっ♡ただ皆さんの前で恥かきたくありませんからねー。
婀:ほ・・・、それで、『KAKYOU』の他のメンバーはどうしたのじゃ? J:ん? 他の人達なら、もう会場行ってると思うですよ?
(そして、森野邸に着きまして・・・、Jokaどうやら『KAKYOU』の連中探し当てたみたいで・・・。)
J:(えーっと・・・・あっ、いたいた) オゥ〜いカン兄ィ〜〜! カン:あ・・・ッ! あんのヤロ、おい、こんのクソ忙しい時に何呼びつけてやがんだよ!!
J:へへっ、いいのいいの、あっ! キョウさーんおひさしー! キョウ:全く・・・、カン・ネイの言うとおりですよ。
J:まったぁ〜〜、そんな小難しい事いわないのッ! そだよね? ショーコウちゃん。
ソン:残念ながら、今回ばかしは二人の言う通りだよ。 こちとら、あのオッさん説き伏せて降りてくるのにえっらい努力したんだから・・・。
それだけでも勲章もんだったよ・・・。 ねェ? お二人。
カン・キョウ:そーそー。(コクコク)
J:あ・・・はは、そいつはゴクロー。 んで、結局降りて来れたの三人だけ?
キョウ:いや・・・、それが・・・・ カン:なんだかしんねーけど・・・ ソン:一番厄介なヤツが引っ付いてきちゃったのよ・・・
J:え゛・・・、それってまさか・・・。 ソン:ご明察・・・
チョウ:お〜〜ぅ、麗しのマイ・ハニ〜〜、今宵も私のあま〜いおもひでになっておくれ〜〜♡
ガキン!−☆
J:・・・。(-W-#)(ずるずる・・・) ソン:あはは・・・、どーもゴメンあっさーせ?(そそくさ)
J:ちょっとぉ! 何であんたみたいなスケ(自主規制(^^;;)が来てんのよぅ##
チョウ:あ・・・ああ、これはこれは女・・・・ J:あんだってぇ〜〜?##(ギリギリ・・・)
チョウ:おおっとこれはうっかり。 それも私の大事なチャームポイントのひ・と・つ♡ J:今度やったらめーかい送りだかんね・・。(ボソ)
ソン:(しっ、しかし・・・何をシャレならん事を言ってるんだろーか・・・私達・・・(-▽-;;)
(と、まぁ、あいも変わらず意味不明なやり取りを繰り広げている彼らでした。一方でサヤは・・・・というと?)
<おひぃとサヤ>
サ:・・・・。(ガラガラガラ・・・) オッ! 何だ・・・、あんた来てたのか・・・。
お:お待たせしました。ちょいと身支度に手間取りまして、5分遅刻ですわね・・・。 さ、参りましょうか。
サ:あ、う・・・・うん。(なんか・・・、いつもと感じが違うな・・・・) な、なぁ、あん・・・じゃなかった、柾木さんよぉ。
お:あら、どうしたのです? いつも通り、あんたか、おひぃだけで結構ですのよ?
サ:へへ、そいつはすまねぇな。 じゃあ、おひぃよ、言わせてもらうけど、なんかちょいと今日ヘンだぜ?
お:なにがです? サ:うん・・・、なんか見た感じ、顔が熱っぽいかなぁ・・って。
お:気の・・・気のせいですわよ。 それに、昨日あれだけ冷えたではないですか。
サ:あぁ、オレも朝起きてびっくりしたぜ、なんたって一面銀世界だもんなぁ。 お:そうです・・・・うっ!(ゴホゴホ!)
サ:お・・・おい、ひょっとして、あんた風邪ひいちまってるんじゃないのか?
お:そ、そのようですわね、でも、これしきの風邪で、友との約束を反故にしたくはないですからね。 呉々も婀陀那さんたちには御内密にね?
サ:あ・・・あぁ。(ふ・・・、案外腰の据わったやつなんだな)
(同じ頃、森野邸では・・・? 婀陀那と、『KAKYOU』のメンバーが、初顔合わせ(?)をしておりまして・・・・)
婀:ほ・・・、こちらの方々が、あの『KAKYOU』であらせらるるか。 どうも、お初にお目にかかる。
J:えへへっ、じゃあ順に紹介するね、こっちの侠気肌のが“カン・ネイ”で・・・・、
カン:へへへっ、ま、ヨロシクたのまぁ。 婀:あ・・ああ、こちらこそ・・・。(おや? この者どこかで・・・)
J:こちらの一見マジメそーなのが“キョウ・イー”さんで・・・、
キョウ:これはこれは、どうも。 婀:あ、これはご丁寧に。 此度は当家の催しにようこそ・・・。
J:そして、こっちは紅一点の“ソン・ショーコウ”ちゃん。
ソン:はじめまして。 婀:うん? 紅一点と申されると・・・、Joka殿はどういったわけで?
J:あ・・・っ、あたしは・・・、まだ駆け出しだから、数のうちに入ってないのだ。 だよね? ショーコウちゃん。
ソン:(なんか・・・スッげー苦しい言い訳してるし・・・・)はは、さいですね。
J:それで、あともう一人・・・、 婀:うん? ここにいるのは全部で三名しかおらぬが?
チョウ:オ〜〜ゥ、私のマイ・ハニ〜〜・・・
J:あ゛・・・、また始まった・・・。(--;;) 婀:なんじゃ? あそこにおる不埒な輩は・・・。
ドゲシィ!−★ (ずるずる・・・)
ソン:なはは、ちょいとお見苦しい汚点を・・・(^フ^;;)
J:こ・・・このイカレチ(自主規制(^フ^ll;;)が、“チョウ・コウ”・・・なんです。
婀:さ、左様か・・・、ま、女性の尻を追い掛け回すのもよいが、程ほどにな。(と、ここで婀陀那、別の客のあいさつ回りに・・・)
ソン:ほーれ、あんた、あそこにいたときとあんまし変わらない事彼女に言われてるじゃん。 まーるで進歩のない証拠だよ。
チョウ:むフふふ、それこそ、その設定私からとったら何も残りはせんではないで〜すか。
J:(この・・・万年発情期が・・・(-W-#)
(さて、彼らの顔合わせが終わったところで、サヤとおひぃさんもようやく到着したようで・・・)
サ:ふぅ、どうにか間に合ったな。 お:あら、Jokaちゃん、今日は割りと早かったんですのね。
J:あ・・・、おひぃさん、どもです。 あれれ? なんか今日お顔熱っぽくないですか?
サ:ああ、ちょいとこの人、風邪気味なんだ。 J:へぇ・・・、そなんですか、ま、あまし無理しないで下さいよね。
チョウ:おお〜〜、熱っぽいあなたも魅力的であらせるる・・・・。 お:な、なんですか? あなたは・・・。
チョウ:ふふ、私こそ美の化身、目で人を殺せるタイプ、チョウ・うご?
ドバキィッ!!
チョウ:むう、無念・・・(ピヨピヨ) キョウ:どうもお見苦しい汚点をば・・・(^フ^;;)>
サ:なんなんだ? ありゃあ・・・。 J:うちのメンバーの唯一の汚点でス・・・。(なはは・・・)
サ:メンバー? J:うん、うちんとこの『KAKYOU』のね。
お:お、汚点・・・、(なんだか、他人事ではないような。) なんなんでしょうねー、今ここにいない人の顔が、ぽっ と出てくるなんて・・・。
サ:あぁー、スーさんの事かい。 お:そうですわよ・・・。
J:なんだか、どこも似たようなもんですだにー。
お・J:はぁ〜〜〜う(蒼色吐息)