<肆>
[グループA;サヤ・臾魅・ナオミ]
サ:来やがれ! ザコ供!
『鶴嘴突刹』!!(かくしとつさつ)
(鋭く突く技)
ドシュ!
『斬 燕』!!(ざんえん)
(素早く払う斬撃)
ズバシュ!!
後は、こいつで一掃してやる! 出て来い! 『魔忌利』!(まきり) 喰らいなっ!
『斬穫梟爪斬』!!(ざんかくきょうそうざん)
(相手の死角から忍び寄る凶刃にかわす手立てはない)
ザシュ・・・ザシュ・・・ドシュッ!!
臾:おっしゃーっ! 次はうちの番や!! いっくでぇ〜〜っ!
『焦熱魔波』!(しょうねつまは)
(角鬼腕“焔”より創り出される高熱の衝撃波)
ズゴオォォォ・・・・!!
『煉獄掌』!(れんごくしょう)
(臾魅お得意の技)
ドッゴオォォォ・・・!!
どないやーっ!!
ナ:へ・・・っ! あたしも負けてられないぜ!! 装填!!(カシャッ!)
『空破断砕弾』!!(くうはだんさいだん)
(これは通常弾ではなく、シホの魔力が宿った弾)
ドォムッ!
『地雷弾』!!(じらいだん)
(これも同じく、こちらは雷属性の弾)
ズドォン! バリパリパリ・・・
よしっ!!
[グループB;アダナ・ヱルム・タルタロス]
ア:へっえ〜、やるじゃん、あいつらも。
おーっし、んじゃ私らもハンターとしての意地と誇り、見せてやろうぜ?
ヱ:そうですね。 タ:おうっ!
ア:なら行くぜ〜〜!
大いなる魔神の盾よ、その力を発現せよ
『エクセル・ガード』!!
よし、これで守りの方は万全だぜ!!
ヒュ・・・・ ・・ヒュ・・・・ ・・ピッシィーン!
ヱ:それでは、これからあなた方には、私のこの鞭の餌食になってもらいます。
『滅波灰塵断』!(めっぱかいじんだん)
(前後左右に繰り広げられる、広範囲にわたっての鞭での断撃
まさに鞭使いならではの技)
ヒュ・・ヒューン バシィツ! ヒュ・・ヒューン ビッシーィン!
ヒュヒュヒューン・・・ピッシャーン!!
タ:ふん、お前ら如き、俺の剣を使うまでもない!! こいつでじゅうぶんだっ!!
ドガッ!−☆
ア:あーはは、 グー でかよ・・・。(-フ-;;)
[グループC;おひぃさん・婀陀那]
婀:さて・・・それでは参りますかな、姐上。 お:はい、任せて頂戴な?
婀:むぅんっ! せいっ! はぁっ! つえぇいっ! まだまだぁ〜っ!!
出でぃっ! 我が剣 『ジグムンド』 よ!! はあぁぁっ! チェェストぉぉっ!!
ズバ ズバ ズシャァァァッ!!
お:(今です!!)
“オン・ダキニ・アビラウンケン・ソワカ”
{我、汝を収束せり!!}
『六魂封滅陣』!!
(りくこんふうめつじん)
(おひぃ十八番の術式、これを喰らって逃れた者等、皆無に等しい)
(それを見ていた、ハンターのヱルムは・・・・?)
ヱ:あっ! い、今のは・・・(あの人も巫道の術を?)
ア:おいっ! ヱルム! よそ見すんなッ!!
ヱ:は、はいっ!(・・・・世界は違っていても、操るのは同じなんですね・・・ならば!!)
皆さん! これから私が一掃してあげますっ! カクゴなさいっ!!
ア:(何?) っ・・・あ、や、やめろ! あれ を使ったらお前が!!
ヱ:大丈夫です! 心配せずとも 最大奥義 ではありません!
代わりに、私が最近になって会得した新しい術です!
“オーム・ヴァジュラ・ナコサタラ・サルバ・カルマ・チッターム”
お:(ハ・・・ッ! こ、これは・・・わたくし自身まだ未完の?
それに、我が家代々に伝わる封印術の奥義の一つ!!?)
ヱ:喰らいなさいっ!
『万古誅妖陣』!!
(ばんこちゅうようじん)
(全ての魔を折伏せしめる恐るべき術、
『天地魔鏡之陣』に次ぐヱルムの切り札)
(ふ・・ふ〜っ・・・ふ〜っ・・・) お、終わった・・・・・わ。(ガク)
ア:お前も・・・バカだよなぁ、こんなザコ相手に全力出し切っちまって。
もう少しペース配分というものを考えろよ。
ヱ:ふふ、分かっています。 私も少し意固地になってしまいましたね。
お:(あの人達・・・本当は仲が良いのね)