すぺっしある
第三弾
似て非なる者
<壱>
違う次元間の交流もあれ限り・・・・か、と思われたギルド(株)と、ギルド
ですが
ギルド(株)の方の世界の 神 の思い付きにより
今回もまた、いつもよりドタバタ劇になったようでぃす。
〜〜協会のギルドの世界〜〜
(西の洞窟の、ジョカリーヌ様宛てに、一通の書簡が届けられたようです。)
ジ:うん?何事じゃ?
セ:はぁ・・・どうやら、ジョカリーヌ様宛ての、 親書 のようでございます。
ジ:ふぅむ・・・分かった、下がってよいぞ。
セ:はは。
ジ:・・・・・。(ガサ・・・)
おや、これは・・・・フフ、成る程、そういう事なれば・・・(サラサラサラ・・・・) これでよし。
これ、セバスチアヌ、これをかの・・・使いの者に持たせるがよい。
セ:はは、かしこまりました・・・。
(一見して、その書簡の主の意図を見抜き、賛同したジョカリーヌ様。
では、その親書には何が書かれていたのでしょうか。 それは・・・・)
我レ、君ヲ待ツノ事、 宵 ソノ頃ニ、オ会イシタク候
禍 公
(ただ、これだけの文章でのやり取りだったのですが・・・・・果たして??
新月より、二十日たった頃、夜も更け、天空には月が煌煌と照らしています。
そのしじまを縫うようにして、一人の者が、ギルド奥の院にあるジョカリーヌ様の部屋に、空間転移してきたようです。)
ヴアァァン・・・・
にゅっ
女:ぃよい・・・・しょっ・・・と。 へへ〜〜ん、とぉちゃくぅ〜!
さてと、あの人・・・・どこかなぁ?
ジ:お待ち申しておりましたぞ、女禍殿。
女:おっ、いたいた。 時間もばっちりだったようね、しっかし、あの書簡の謎とき、よく分かったよなぁ。
ジ:“宵”にて“待つ”つまりは 宵闇の月 にてお待ちしている・・・・と、こう解釈したのじゃが・・・相違なかったようじゃな?
女:へへへッ、でも・・・こっちの提案、すんなり受けてもらえると思ってなかったんで、ちょっちビックリしちゃった。
ジ:(フフフ・・・)まぁ、妾もそなたのおる世界に、少しばかり興味があったでの・・・・今一度行ってみたいとは、思っておったところなのじゃよ。
女:フゥ〜〜ン、じゃあ“渡りに船”だったんだ。
あ、そうそう、これね?あっちの世界で私が着てた服ね・・・。 そして、これが住んでいるところの地図。
まぁ、あと何か困った事があったなら、婀陀那ちゃんを訪ねるといいよ。
ジ:アダナ・・・ちゃん?おお、あちらの世界の者の事でありましたな。
それでは、妾の方からも・・・・これが妾の衣装じゃ。
それと、まぁ何かと苦労はあろうが、立ち居振る舞いには気をつけられよ?
女:わーかってますって! でないと、すーぐばれっちまうからね〜。 それじゃあ・・・・この二週間後でいい??
ジ:よろしいですとも。 では、お先に・・・。
女:ばいび〜!
ヴアァァ・・・ン
(なんと言うことでしょう、ギルド(株)のほうの女禍さま、
実は、自分と非常によく似た容姿の、
協会のほうのギルドのジョカリーヌ様とのすり替えを目論んでいたようです。
果たして、この一件・・・・上手くいくのでしょうか????)